その22.5続
22.5の続きです。
「これが弓か、少し重いな。」
「これが杖ですか、思った以上に
軽いですね。」
「すまんな、探したが
錆があったり、折れてたりしてて、
それしかなかった。」
「いえ、ありがとうございます。」
「じゃあ俺は、戻るわ。」
「じゃあまた後で。」
「…泰智君、弓があっても矢がないから打てないよ?」
「…もっと早く言って。
ウズルさん、待ってぇぇぇ‼」
ちゃんと矢は貰いました(6本)。
「ハー、矢が6本しかないから慎重に使わないと。」
「試し射ちやらないの?」
「そうだな、何がいいかな?
あの木の実に試してみよう。」
「射てるの?あんなに遠いのに?」
ここから見ても木についてる実は、
約40メートルはあった。
「とりあえずやってみるわ。
…結構力いるな。」
「普通、それぐらいだよ?
どんなの想像してたの?」
「もっと軽いものだと。
よっと。」
泰智の放った矢は真っ直ぐ木に向かった。
「ちゃんと当たったかな?」
「見てくるね。」
「おー、ありがとう香奈。」
「ど、どういたしまして。」
「うーん、もうちょっと左だったかな?」
「泰智君。見てきたよ。」
「香奈、どうだった?」
「実には当たらなかったけど、
実がなってた木の枝にあってたよ。」
「かぁー、もうちょい下だったか‼」
「まー、そこまで落ち込まなくても、
あの細い枝に当たったんだから。」
「いや、スナイパーは一度決めた目標
をに当てなくてならない。」
「いつから、スナイパーになったの?」
「よし、それじゃああいつらが帰ってくるまで
待っとくか?」
「そうね、じゃあ私はシャマと遊んどくわ。」
「ミャー。」
「シャマ……いつの間に。」
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