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その97
「え、すげえ‼
どうなってるの⁉」
「確かに凄いわね。
これって何の液体なんですか?」
「実はこれはな……本に魔法や魔術、錬金術などを
自動で書いてくれる液体なんだ‼」
「それは凄いですね。」
「せんせー、一人話についていけなくて
寝てしまった人がいるんですけどー。」
「その人は置いていきます。。
……ちなみにこの本があると自分専用の
魔法が使えるようになるぞ。」
「それはいいな。
で、くれるんですかその本。」
「いや、飲んでもらう。」
蓮がそう質問するとミチが誰も
予想しなかった答えが帰ってきた。
「え……飲むの?」
「うん。
さっき言ったろ死ぬかも知れないって。
それを飲むと色んな痛みが走るけど気にするな。」
「いやいやい、そんな危険なもの誰が飲むんですか‼
そうだろ泰智‼」
「う~む、少し飲んでみたい気がするな。」
「香奈は‼」
「少し……怖い。」
「ほら、全員嫌ですよ‼」
「あ、俺は含まれてないんだ。」
「拒否権はない。」
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