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俺達の冒険物語  作者: 梅松
エリュテーマ王国編
268/1019

その92

ミユの部屋の前。


「お嬢様、ドアをお開けください‼」


ユミはノックして聞くが返事がない。


「様子はどうユミ?」


廊下からミチを先頭に蓮達がやってくる。


「それが……全く反応が無いんです。

ドアノブを捻っても開きません。」


「鍵が掛かってるのなら合鍵とかで開かないんですか?」


「残念ながらこの部屋の鍵はお嬢様しか持ってないんです。」


「なら、無理やりこじ開けるしかないですね。」


「シュリ、それも良いかもしれないが

あんまりそんなことをすると

むしろますます話を聞いてくれないんじゃないか?」


「う~ん、ならどうしましょうか。」


その場の全員が考えていると

ふらつきながら泰智がやってくる。


「……お、お前ら病人を置いていくなよ。」


「あ、わりぃ。

それより泰智このドア開ける方法を考えてくれ。」


「うん?

それなら簡単だよ。」


「え?」


「こうやるんだよ。」


ミユの部屋の中。


「……。」


ミユはベットの上で三角座りをしていた。

するとドアの方で何かキュピキュピと音がする。

そしてドアが揺れガチャという音がする。

ユミはドアを見るとドアが外されて

泰智が入ってきた。


「よ、お邪魔します。」


「どーいう開け方よ‼」


「だって……お前開けてくれないもん。」


「もし開けようとそっちに行ってたら

ドアの下敷きになっていたわよ‼」


「ハー、泰智に任せるんじゃなかった。」

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