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俺達の冒険物語  作者: 梅松
村復興編
26/1019

その22

蓮、早苗パートです。

「じゃあ俺は、あの森にもっかい行くわ。」


「俺はまだやることあるから、

行ってらっしゃい。」


「私もまだ疲れがあるので。」


「実は私も、」


「お前はちょっとこい。」


「え~、まぁあそこにまだ用事があるから行くけど。」


……てな訳で現在森の中だが。


「また迷った。」


「蓮ちゃんて、方向音痴?」


「いや、それはないが。」


「じゃあ何で迷ったの?」


「前来たときと全然道があってないんだよ。」


「ふぅーん?」


「少しは信じろ。」


「おや?蓮くんに早苗ちゃん。」


「おー、マガザさん。」


「こんにちは。」


「どうして森に?

とりあえずついてきて。」


マガザさんの後をおうと見慣れた景色が広がった。


「いやー、懐かしいね蓮ちゃん。」


「昨日だがな。」


「とりあえず中へ。」


「あ、失礼します。」


「…色々聞きたいんだが、どうして森に?」


「木のお礼と一本だけ不思議な木があるんですよ。」


「…もしかすると奇の苗木かもしれん。」


「奇の苗木?」


「あぁ、まれに一本だけ不思議な木の苗が生えるんだ。

それは、どの木よりもでかく長く成長するんだ。

だが、木を切ることはできん。」


「それは何故?」


「その木は寿命がくるまで絶対に

どんなことがあろうと折れない木なんだ。」


「それじゃあずっとあのままなんですか?」


「そうでもない。

あの木が命がつきる瞬間、

永遠の木の苗をまくんだ。」


「なるほど…わかない。」


「じゃあ何故言った?」


「そう言うわけだ。

その木は後数百年しないと折れないぞ。」


「わかりました。

後ひとついいですか?」


「なんだ?」


「前来たときと道が違うんですが?」


「あぁ、それは

侵入者対策として毎日変わっとる。

もしまた来るのだったら、

見張りにお主らなら通せと言っとく。」


「ありがとうございます。」


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