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その８１
蓮視点。
「あー、俺の人生はここまでか。」
蓮は下を見ながらふふふと笑う。
「だ、旦那しっかりしてください‼」
「二人とも前、前‼」
蓮とナッキーは前を見ると黒い炎を纏った剣が飛んでくる。
「危ない旦那‼」
ナッキーはしゃがむと同時に蓮の頭を下に下げる。
「え……？
いてぇ‼」
蓮は気を抜いていたため頭を床に強く打つ。
「くそー、どうすればいいんだ⁉」
「しっかりしてくださいよ旦那‼
兄貴があんな目にあうまで戦ったのに
旦那は何でへたれてるんですか⁉」
「泰智……。
そうだよな……泰智の分まで戦わないとな‼
すまんなナッキー、少しネガティブになっていた。」
蓮は立ち上がり覚悟を決める。
「分かればいいんですよ。」
明けましておめでとうございます。
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