254/1019
その78
「次はどんな技なんだろ?」
「あんまり期待するなよ。」
蓮は持っていた木槌をミクロに投げ走る。
ミクロ飛んでくる木槌を左手でキャッチし粉々にする。
蓮はその隙にミクロの視覚に回りミクロの襟首を掴み
そのまま背負い投げをした。
「そぉい‼」
ミクロはそのまま床に叩きつけられる。
「ふぅ……投げた木槌を爆弾に変えられてたら死んでいた。」
「お……おぉ、綺麗な背負い投げだ‼」
「ナッキー、すぐに縄を持ってこい‼」
「あらほらさっさー‼」
「さて、俺はこの姉さんに殺されないだろうか?」
「……だすな。」
「え?」
「……その名前をだすな‼」
ミクロは蓮の襟首を掴みそのまま片手で投げる。
「えぇぇぇぇ‼」
蓮は本棚にぶつかり上から本が落ちてくる。
感想や評価、ブグマよろしくお願いします。




