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その６５
「よ、よくミクロのパンチを止めれたわね。」
ミチは唖然とする。
「あいつ前に速い人と戦ったことがあるからそのせいかな？
それよりミチさん次の魔方陣を描いてください‼」
「それもそうね。
チョークも見つかったし描くわ。」
そう言ってミチは床に魔方陣を描き始める。。
「泰智、加勢した方がいいか⁉」
「あー、うん多分大丈夫。」
「お兄ちゃん、余所見してていいの？」
「あーうんゴメンゴメン。」
「ところでお兄ちゃん。
今お兄ちゃんが捕まれてる手はどっちでしょう♪」
「え、そりゃ右うd」
泰智はそういい終える前にヤベェと思いとっさに手を離す。
離したその瞬間、ミクロは手をパーにする。
右手から紙切れがヒラヒラと落ち爆発する。
爆発の煙でミクロは見えなくなる。
「あぶねぇ、もうちょいで腕が無くなるところだった。」
「気を付けろよ‼
やっぱり加勢した方がいいな。」
「いや、大丈夫だって。」
「今みたいに心配なんだよ。」
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