40
「俺の苦労がー‼」
「そこ⁉
爆発じゃなくてそこ⁉」
「あ~、やっぱりこうなったか。
早くこっちに来た方が良いわよ。
……一様おねぇも。」
「は、はい。」
「ふん。」
「ミクロ。」
その瞬間、ミユはミクロの頬にビンタする。
ミクロの頬が少し赤くなる。
「お、おう。」
「ってたいな……。」
「?」
「痛いっつってんだろ‼馬鹿‼」
ミクロはミユの頬にビンタをする。
音からして結構凄い音がした。
「ふっ、ふふ、わ私はあなたより年上。
そんなビンタの一発どうって」
さらにミクロはミユの頬にビンタを3発した。
「あ、結構ヤバイ。
みんな離れた方がいいわよ。」
「おうふ。
結構凄い音がしたな。」
「……る。」
「え?」
「もう寝る‼‼」
ミユはそう言って階段を下りる。
「あ、待ってくださいお嬢様‼」
ユミはミユの後を追った。
「あの~、ミクロちゃん?」
「何なのあいつ……いっつもいつも偉そうに。
私より早く生まれたくせに。
私より弱いくせに。
むかつくむかつくむかつくむかつくむかつく。」
「そこの5人‼
早く離れて‼」
「え?」
「ほんっとにむかつく‼」
近くにいた5人にはミクロの目が赤黒くなってるように見えた。
「早くこっちに‼」
「な、何少し怒っていてもまだ子供だ。
そうだろエリ?」
「そ、そうだよなナッキー。
こーら、そんなに怒るとせっかくの」
その瞬間、その場にいた人全員一瞬の出来事でわからないかった。いつの間にかエリが香奈達の本棚の方で倒れていたことに。
「え?」
「エリィィィ‼」
「シュリエリ回復させてやってくれ‼」
「わ、わかった‼」
「あは、アハハハハ‼
ダメだよそんなにあっけなく壊れちゃ。
私がゆっくり遊ぶんだから。」
「どうなってるんだ⁉」
感想や評価、ブグマよろしくお願いします。




