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その33
図書室の一階。
「うわ~、大量に本があるから何を読もうかわからなくなる。」
泰智は辺りを見渡しながら歩く。
「……魔法関係の本はどこに置いてるんだろ?」
「それならそこを右に曲がって手前の本棚の
下から3段目にありますよ。」
スミレは飛びながら泰智に言う。
「ありがとうスミレさん。」
「いえいえ。
では、まだ仕事がありますので失礼します。」
スミレ飛んで二階に向かう。
「さて、行くか。」
泰智は次の角を右に曲がる。
「え~と手前の本棚の下から3段目にだっけ?
……あったあった、さっそく読むか。」
泰智は本を読もうとすると頭に水がかかった。
「……は?」
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