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俺達の冒険物語  作者: 梅松
エリュテーマ王国編
194/1019

その20

「よっと、ついた。」


「う~ん、別に変わった所はないね。」


「中が変なのかな?

……何かの機械があるけどこれって壊したら駄目な奴かな?」

 

「どんなの?」


香奈は鐘の中を覗きこむ。

中には音を出すための舌と何かの機械がくっついていた。


「大丈夫だよ、これは関係ないと思うよ。」


「う~ん、じゃあ何なんだこれ?」


「お兄ちゃん、この鐘一回鳴らしてみたい‼」


「そうだな~。

……じゃあ落ちてるこの木槌でいいかな。

はい、強く打つんだよ。

後香奈、耳を塞いどけ。」


「え、了解。」


ミクロは泰智空貰った木槌で鐘をおもいっきり叩く。

カーンとなった後何かの機械がピピという音を立てた。


「なるほど、これは音で反応するタイプだな。

……壊すか。」


「え、調べなくていいの?

いつもなら解体する勢いで調べてるのに。」


「今は時間がないし正直調べるのがめんどい。

ならぶっ壊す方が早いってもんよ。」

 

「そういうものなの?」


「ごちゃごちゃ考えるよりましだろ?

というわけでえい‼」


泰智は機械を地面に叩きつけ足で踏み潰す。


「よし、じゃあ行くか。

ほら早く乗って。」


「え、ここから降りてから歩いた方がいいんじゃないの?」


「この塔階段がない。

それにさっきのやつらがまた追ってくるかも知れないだろ?」


「わ、わかったわ。」

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