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俺達の冒険物語  作者: 梅松
エリュテーマ王国編
176/1019

その2

「泰ちゃん~暇~。」


「今本読んでるから邪魔しないで。」


「かまって~。」


「じゃあ俺のこのTシャツに書いてる文字を読めたら遊んでやるよ。」


早苗は泰智の前にきてシャツの左側に海人と書いてあった。


「三卓でで出して。」


「読めないのかよ。

じゃあ1、うみんちゅ。

2、あま。

3うみびと。」


「3のうみびとだ‼」


「……ここまでバカだとは。

正解は1と2だ。」


「え、うそ。」


「お前が分かるように正解を二つ出したのに間違えるとは。

見事に外すもんだな。」


「う~。」


「……わかったよ遊んでやるよ。」


「やったー、何して遊ぶ?」


「……何か更に子供っぽさが増したな。」


「そうかな。」


「ただいま~。」


そう言いながら蓮が帰ってきた。


「お帰り~。

蓮ちゃん蓮ちゃん、泰ちゃんの左胸に書いてあるの文字読める?」


「あまかうみんちゅだろ?

あまは正確には海と航海士の士で海士なんだけどな。」


「そ、そんな蓮ちゃんが答えた。」


「何かあったの?」


「ご想像におまえかせします。」


「ふー、しんどかった。」


続いて香奈も帰ってきた。


「香奈ちゃん香奈ちゃん、泰ちゃんの左胸に書いてるの読める?」


「うみんちゅでしょ、それがどうかしたの?」


「う、私だけ読めなかった。」


早苗はそういって地面に寝転ぶ。

それを見てこころは早苗に近づいて早苗の頭を撫でる。


「おぉ、こころちゃんだけが私の救いだよ。」


早苗はそういってこころに抱きつく。


「……何があったの?」


「ご想像でお願いします。」

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