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俺達の冒険物語  作者: 梅松
エルネア王国編
172/1019

その49

午前六時半。


「どうした蓮、そんな難しい顔をして。」


「いや。何でもない。

それよりあいつらを起こさないとな。」


「まだ六時半だぞ、そっとしといてやれよ。」


「お前はもう少しゆっくり休め。」


「そうだよ泰智君。」


「あ、香奈おはよう。」


「おはよう。

野狐君達はもういったの?」


「さっき見送ってきた。」


「私も見送りたかったな。」


「あれ、香奈まだ怒ってる?」


「怒ってません。」


「もっとスマイルだよ香奈。」


「わかってるよ。」


「ほら笑って笑って。」


「むぅ~。」


香奈そういって頬っぺたを膨らませる。


「何か今子供っぽかったな。」


「それは同感。」


「もう知らない‼」


香奈はそういって部屋に戻る。


「……蓮、俺何か香奈に酷いことした?」


「いや、してないと思うけど。」


「もうなに寝てるのに。」


香奈が入った部屋から早苗が出てきた。


「何か香奈ちゃん拗ねてたよ。

蓮ちゃんと泰ちゃん何したの?」


「早苗、俺なんか香奈に酷いことした?」


「う~ん、多分昨日の夜のことかな。」


「え、俺なんかした?」


「昨日泰ちゃんが寝言で何か言ってたよ。」


「……とりあえず香奈と話してくるわ。」


「あ、中入る?」


「中に入って大丈夫なのか?」


「多分大丈夫と思う。」


「じゃあとりあえず話してくるわ。」


泰智はそういって部屋に入る。


「……ちなみに何て言ってたんだ?」


「教えな~い。」


「こいつ。」


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