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俺達の冒険物語  作者: 梅松
エルネア王国編
168/1019

その45

「あ、そう言えばあいつが俺に化けた理由聞いてなかったな。」


「聞いてきましょうか?」


「あ、お兄ちゃん私連れていかれるときにあいつの心を読んで

お兄ちゃんに化けた理由知ってるよ。」


「その理由って?」


「え~と、プロドスィアっていう人がもしこいつらが来たら化けろって。」


「あ~、あいつやっぱり関係してたのか。

ていうか、お前ら心読む能力すごいな。」


「確かに読めますけど心を閉ざしてる人や

同じ能力を持ってる人には意味ないんですけどね。

あのピンクの髪の毛の人とか全然心を読めません。」


「こころのことか……あいつ記憶を失ってるらしいんだよ。」


「そうだったのですか。」


「そういや、お前らこれからどうするんだ?

この国も安全とは思えないし。」


「そうですね……また襲われるかわからないし。」


「あ~、お前らここにいたのか。」


後ろの方から陽子とフードを被った人二人が一緒に泰智達の方に来る。


「あら~、待っといてって言ったのに。」


「暇だから来た。

そこの狐の半人兄弟も昨日ぶりだな。」


「こ、こんにちは。」


「陽子さんそちらの人達は?」


「こいつがが例の店主だ。」


1人がフードを取ると泰智は少し驚いた。

その人は昨日人形や本などを売っていたおっさんだった。


「昨日ぶりだね人形を買ったお兄さん。」


「あなたでしたか。」


「なんだ知り合いだったのか。

こいつはボンガだ、いろんな奇妙なものを売ってるよくわからん店主だ。

こいつ昨日から朝まで酒場に行ってやがってよ、探すのに一苦労したぜ。」


「なにせ昨日は久しぶりに商品を買ってくれた客がおったからな。

後お兄さん、昨日の約束は覚えてるだろうな。」


「ちゃんと覚えてますよ。」


「それは良かった。」


「で、こいつが俺の知り合いのユウナギだ。」


もう1人もフードを取る。

フードをとった瞬間、野狐と一緒な耳が二つあった。


「どうも、狐と人間のハーフな半人狐のユウナギです。

よっちゃんと知り合って早二年です。」


「……とまぁよく喋る狐だ。

こいつとあったのは想定外だけどな。」


「酷いこと言うねー。

一緒に旅した中じゃないか。」


「驚いた、野狐達以外にも半人っていたんだ。」


「自分も少々驚いてます。」


「おぉー君達も半人なのかい?」


「は、はいそうです。」


「なるほど……君達の親は?」


「いません。」


「なるほどなるほど。

ちなみにいく宛は?」


「……ないです。」


「なら、半人の里にきないかい?」


「え?」


「まぁ詳しいことはここを離れてからにしようじゃないか。」

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