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俺達の冒険物語  作者: 梅松
エルネア王国編
162/1019

その39

「泰智、これか?」


「あ~、そうそれ。」


「じゃあ次は四階に行きましょう。

それにしても足場が物凄いですね。」


「お前どんな戦いをしたんだよ。」


「俺じゃなくてクミだよ。」


「あいつどんだけ凄いんだよ。」


「そうだな。

それより早く行こう、後シュリ呼んどいて。

さっきよりしんどくなってきた。」


「あ、わかった。」


蓮達は階段を上り四階につく。

そこには無数の剣や手裏剣があった。


「お前らもどんな戦いをしたんだ。」


「この野郎が変なスイッチを押して少し厄介なことになった。」


「なるほど。

あ、少し座らせて。」


泰智はそういって近くの椅子に座る。


「さて、俺らは野狐の妹を探すか。

この四階にいるんだよな。」


「はい、この部屋にいると思います。

でもこの部屋は椅子と机と本棚しかありませんね。」


「そうだな。

何かあるか探さないとな。」


「なー、蓮この部屋さ少し狭くない?

あ、何か宝石と本みっけ。」


泰智はそう言って机を探っていた。


「座ってろよ。

じゃあこの本棚が怪しいな。」


蓮はそういって本棚を探る。


「こういうのって隠し扉があったりするもんだよな。」


「そういうもんなのですか?」


「あ、蓮変なスイッチ見つけた。」


泰智はそういってスイッチを押す。

押した瞬間真ん中から階段が出てきた。


「……ありませんでしたね。」


「そんな時もあるさ。」


「屋根裏部屋かな?」


階段から野狐の妹が降りてきた。


「天狐‼」


「お兄ちゃん‼」


二人は近づいて深く抱きつく。


「あー、感動するなー。」


「蓮、棒読みだぞ。」

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