その37
「待ちやがれ‼」
「待つかよ‼」
蓮達はサギを追いかける。
「階段を上がって外に出れば俺の勝ちだ。」
「その前に捕まえればいいだけの話だ‼」
「捕まってたまる、」
サギは1階につくと何かにぶつかって転ける。
同時に蓮達も1階につく。
「いててて、誰だ⁉
ってクミ、何やってるんだ‼」
「……特に何も。」
「クミがここにいるってことは
もしかして泰智は。」
「泰智さん……。」
「ふっふっふっ。
クミ、あいつらを殺れ‼」
「……残念だけどその命令には従えない。」
「……はぁ⁉」
「……何だが知らんが仲間割れか?」
「何言ってやがる⁉」
「一時的に仲間になるって前に言った。」
「なんだとこのアマ‼
黙って」
「捕まえたぁぁぁ‼」
蓮達は話している隙にサギを取り押さえる。
「くそ‼
おいクミ助けろ‼」
「……じゃあ。」
「お、おいちょっと待て‼
泰智はどうした?」
「……泰智なら大丈夫だと思う。」
クミはそう言うとドアを開け消える。
「……泰智は本当に大丈夫なのか?」
「くそ、離せ‼」
「よし、とりあえず何かで縛るか。」
「ロープ持ってます。」
「よし、出かした‼」
「やさしくしてね。」
「黙れ。」
蓮はそう言うとサギの腹部にグーパンをいれる。
するとサギは吐いてしてしまった。
「体脆いな‼」
「逃げてた理由がわかった気がします。」
「そうだな。」
蓮はサギが吐いてる間にロープで縛る。
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