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俺達の冒険物語  作者: 梅松
村復興編
15/1019

その11

⑤の家に戻る前に一回村をぐるっと、

見て回ることにした。

家はもちろん、柵や門、橋などが壊れていた。

……修復できるかな?


しばらく見て回ったが、

特に何もなかった。


今何時だろうと、アームの機能で、

今の時刻を見た。


6時35分


約一時間も村を回っていた。


「そろそろ戻るか。」


そう呟いた時、


「ミャー。」


後ろからそんな声が聞こえた。


「ん?」


後ろを見ると、三毛猫がいた。


「お前、泰智の猫か?」


「ミャー?」


「はは、聞いてもわからないよな。」


「ミャー。」


「じゃあ行くか。」


そう言うと猫は俺の頭に乗った。


「ミャー。」


「よし行くか。」


しばらくして、⑤の家に戻ってきた。


「お帰り、いい木材見つかった?」


「思った通り雨で腐敗が早くなってたよ。」


「そうか。

それよりこれからどうする?

あと猫こっちによこせ。」


「ほらよ。

とりあえず、村を直していくことだよな。

俺達の寝泊まりも考えなくちゃ。」


「そうだよな。

この人達はいつ起きてもおかしくないし、

早めの方がいいな。」


「じゃあその方針でいくか?」


「やることないし、 

やるか。」


「決まりだな。」


十分後、

キドさん達は見回りを終えて帰ってきた。


「お疲れ様です。キドさん、ウズルさん。」


「あぁ、早いね君達。」


「いえ、寝てないので。」


「そうか…あまり無理しないように、

倒れたら、元も子もないからな。」


「そうですが、まだこの人達は昏睡状態なので、

いつ悪化してもおかしくありません。」


「しかし、休憩は必要だ。」


「はい。わかりました。」


「ところで、あいつらはまだ寝てるのか?」


「寝かしといてやれ。」


そんな会話をしたて、キドさん達は

腰をおろすと、


「君達はこれからどうするのだ?」


「とりあえず、村の復興を手伝います。」


「いいのかい?」


「はい。行くところもなくて、

どうするかは、村が直ってからでも遅くはないかと。」


「じゃあ頼んでもいいか?

村を復興する手伝いを頼んでも。」


「はい。」


「ありがとう。本当にありがとう。」


キドさんとウズルさんは頭を下げる。


「キドさん、ウズルさん頭を上げてください。」


こうして俺達は、村の復興を目標にした。


「ふー、とりあえず疲れたので

少し寝るがいいかね?」


「いいですよ、ついでにあいつらを起こしてください。」


「わかった。じゃあ少し寝るな。」


キドさんとウズルさんは①の家に行った。

数分後、


「ふぁぁぁぁ、おはよう蓮ちゃん、泰ちゃん。」


「おはようございます。」


早苗と香奈が挨拶をする。


「おはよう。」


泰智が挨拶をする。


「おはよう。まず早苗達に言っておくことがある。」


俺達は、これまでことを早苗達に言った。

眼鏡のことやユアさんのこと、

俺達の方針をすべていった。


「うーん。いいよ、その方針で。」


「私もそれでいいですよ。」


「よし、方針は決まったがまずなにするか?」

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