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俺達の冒険物語  作者: 梅松
エルネア王国編
144/1019

その21

「そう言えば野狐、戦闘はできるのか?」


「一応できます。

でも、昨日剣を折れてしまって。」


「じゃあ俺の剣を貸しとくよ。」


泰智は走りながら野狐に剣を渡す。


「す、すみません。」


「大丈夫だ、まだ3本あるから。」


「そろそろ見えてきたな。」


「う~ん、見たところ四階建てかな?」


右に曲がると例の建物が見えてきた。


「ちょ、ちょっと待て‼

お前らすぐに曲がれ‼」


蓮は二人を止める。


「な、何だ?」


「お前らあそこを見ろよ‼

建物の前に見張りがいるぞ。」


二人はチラッと見ると見張りが二人ほどいた。


「あー、いたな。」


「あ、危なかった。」


「作戦を考えないとな。」


「いや、その必要はない。

俺が正面から入る。」


「は?」


「いや、だから俺が劣りになるってことだ。

お前らは裏口から入れってことだ。」


「いや、裏口とかあるのか?」


「じゃあ俺があいつらを少し遠くに引き連れて正門に入る。

それでいいか?」


「まぁ……それでいいけど。」


「よし、じゃあ行ってくるよ‼」


「ちょ、待て待て‼」


泰智は剣を構えて走り出す。

そして見張りの一人を殴りに逃げる。

見張りが建物の扉を開けて泰智を追いかける。

その後、建物の中から10人位が更に追いかける。


「……大丈夫何ですか泰智さん。」


「ああ見えて多分大丈夫だ。

それより早く行くぞ。」


「無事でいてくださいね。」

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