表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺達の冒険物語  作者: 梅松
村発展編
118/1019

その28

翌日。

午前8時。


「……また朝までやってしまった。」


「ほどほどにしろと言ったのに。

まぁ俺は少しやった後寝たけどな。」


「ふぁ~、眠い。」


「やっぱりあの後寝といてよかった。」


「兄貴~、眠たいです。」


「俺もっす。」


「お前らは限度ってものを覚えろ。」


「それには同意です。」


「それよりどこに建てる?」


「井戸の隣。」


「診療所の隣。」


「じゃあキドさんの家の近くで。」


「蓮なぜ聞いた?」


「気まぐれ。」


「寝もい。」


「蓮の旦那、大体何時間ぐらいで建てれますか?」


「簡単工事なら五時間。

しっかりするのなら二日はかかる。」


「じゃあ家のは簡単なの?」


「まぁ、仮家だったからな。」


「さて、まず何からやるんだ?」


「え~とまずは、骨組みからやるんだけど

先にどれぐらいの広さにするか書かないと、」


……40分後。


「……で終わりだ。

ちゃんと聞いてた?」


「ごめん図面書く辺りから聞いてない。」


「じゃあもっかい言うから、」


「それより早く始めようぜ‼

時間がないからな‼」


「そ、そうだな。」


「あ、終わりましたか旦那。」


「あ、蓮ちゃん終わった?」


エリと早苗は眠たそうに言う。


「絶対寝てただろ。」


「眠いんだもん。」


「そうすっよ。」


「まぁいいや。

じゃあ始めるか。」


丸三日後。


「や……やっと終わった。」


「しんど‼」


「こ……こんなにしんどいとは。」


「ゆ……指が。」


「ふぅ~、少し寝たいですね。」


「シャーマー。」


「しゃーまー。」


「ミャー。」


早苗と子供はシャマと遊んでいた。


「お疲れ様みんな。

お茶いれてきたよ。」


「あ、ありがとう。」


「ありがたく頂きます。」


「はー、疲れた。」


「やっぱりなれないことはしないことですね。」


「早苗、その子誰?」


「えへへ、ナナといいます。」


「蓮ちゃんは知ってるでしょ?」


「あ、あのときの子か。」


「知ってるの?」


「前早苗と村を見てたときにいた子。」


「へー、ねーシャマかわいい?」


「うん、かわいい‼」


「いつでも触りにきてもいいからな。」


「うん!

あれ、シャマお姉さんのじゃなかったの?」


「ううん、あのお兄さんと一緒にゲットしたの。」


「そうなんだ。

あ、もう戻らないと‼

じゃあね黒髪のお姉さんとお兄さん‼」


「じゃあな。」


「じゃあね。」


二人はナナが消えるまで手を振り続けていた。


「……泰智、子供好きなのか?」


「好きっちゃ好きだな。

一様妹もいるしな。」


「意外な一面だな。」


「みんなが知らないだけだ。」


「あれ、泰ちゃん妹いたっけ?」


「お前知ってるだろ?

よく家に来てるのに。」


「忘れっぽいから。」


「それよりウズルさんに報告しないの?」


感想や評価、ブクマよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ