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俺達の冒険物語  作者: 梅松
霊獣編
1013/1019

ガイア

「何だ今の!?前戦った時はそんなの!」


「当たり前だ。俺と一緒に封印されてた武器なんだ。お前らに見せる…いや、使うのだってもう何年ぶり…かな!」


 イフリートは剣を再び地面に刺すと、全員の周りから地面が盛り上がり無数の土柱が生え一本一本が蓮達目掛けて勢い良く襲ってくる。


「何だこの攻撃!」


「全員回避!」


 蓮達は襲ってくる土柱を避けるが避けた先からも更に土柱が伸びてきて身体にぶつかる。何人かは当たること無く避けるがずっと追いかけてくる。


「うっわ、あんなの潜り抜けてどうやって接近するんだ?」


 早苗と香奈を抱えた泰智は追ってくる土柱を避けながらどうするか考える。


「おぉー、泰ちゃん力持ち〜。」


「今お前のおふざけに付き合ってる余裕はない!」


「じゃあ私も戦うか〜。で、何すればいい?」


「とりあえずドラゲリオン呼んで香奈さんと一緒に距離取れ!香奈さんはとりあえず最高火力の水魔法を!」


「わ、分かった!」


「来てドラちゃん!」


 早苗はカードを地面に投げ、魔法陣が現れドラゲリオンが現れると同時に近づき二人を乗せ、「頼みました!」と良い土柱をラグナロクの爆発で崩していく。ドラゲリオンは土柱が追ってこない場所まで移動する。


「おいおい、たったこれだけでやられないでくれよ?」


 イフリートは蓮達向けて余裕の声をあげる。イフリートの近くにいたコウとフウはフウの氷で防ぎ弱まった所をコウが近づき斬りかかるが、剣を素手で掴まれイフリートの熱で剣が溶け始めた。


「惜しかったね!」


 イフリートはコウを蹴り飛ばし剣を抜きコウに斬りかかる。そこに、ジャックが銃で頭を狙おうと撃つが、ずれてイフリートの剣に当たりコウには当たらずズレだ。


「すまねぇ!」


「それより距離を取れ!今なら土柱がこない!」


 周りを見渡すと、さっきまであった土柱は地面に戻いた。その隙きに距離を取る。


「やってくれるねぇ…。その武器、前の時にも使ってたけど今の時代の武器なのかな?」


「答える義理はない。」


「さて、今ので…三人くらいしか当たってないか。しかもそれほど喰らってないね。」


 さっきの土柱の攻撃で、蓮と月影、レックスが土柱の攻撃を喰らったが服に掛けたミチさんの魔法のお陰で少し痛いだけで済んだ。


「こいつ…剣を抜いた時に土柱が収まった。泰智さんの持ってる剣みたいな能力あるな。」


「お、初めてじゃないのか…まぁ今見た通りこの剣の能力は見ての通り地面を操る能力を持ってる…。剣の名はガイア。」


「おぉ〜、分かりやすいな。」

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