再開、そして(後編)
「デモオドロイタナ……、ナルミガガクシャダナンテ……。」
「へへへ~、私だってやれば出来るんですっ!。」
「……セイセキ、スゴクワルカッタノニネ。」
「あっ!?、言わないでよそれっ!。」
あれから一ヶ月、俺と鳴海はまるであの10年が無かったかのようにすっかり打ち解け、まだ多少怖い、という思いもあるが何度か会った事のある研究所員とならば話すことも出来るようになっていた。
この一ヶ月で拒食症となっていた俺も少しずつではあるが食べられるようになり、体力も回復してきてはいる。今では一人で座ったり補助器具付きではあるが少しの時間立てるようにもなった。
――鳴海は昔と変わらず俺と接してくれる、俺は鳴海の事が大好きだ。
今日は定期検診が終わり、俺は鳴海と談笑していた。
鳴海はあれからこの部屋に泊まっている、理由を聞くと鳴海は、
「え~、だって少しでも隆士君と一緒にいたいし、私家無くてこの研究所の仮眠室に住んでるようなもんだから……。」
と言った。
それからこの一ヶ月の間に両親と会った。
二人は、
「お前の形が変わっても私たちは何も変わらない。いい娘さんだから、ちゃんと頼りなさい。」
と言ってくれた、でも部屋の外で母さんが泣いていたと思う、小さかったけど嗚咽が聞こえたから・・・。
俺は生存しているっている証明書などをもらった。
……そしてそれからさらに半年後――俺は人の姿に戻ることが出来た。
お待たせしました!