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夏生詩集

繋がり

作者: 夏生

いつ、どこで、何をしているか


逐一報告しないといけない


早く報告しないとはじかれて


仲間外れになる


それが繋がりというのなら


牢屋で鎖に繋がれた者のようで


いつ捕まるかと怯える逃亡者のようではないか


安易に書かれた言葉のようなものに


振り回されては悲しい


生きることは怯えることじゃない


自分を縛りつけることでも


誰かを縛りつけることでも


ない


監視してどうするの


監視されてどうするの


本当の繋がりは目に見えず


実感のないもの


心の中で誰かを思ったとき


誰かの幸せを願ったとき


繋がっている


見えない、実感のないものだけれど


思いは冷たい鎖ではなく


手と手の繋がりのように


自由でぬくもりがあって


強い






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