きのこ狩りに行こうよ!!
キノコ好きですか
ばあちゃんのキノコはどこに。
北欧のとある村。
子供たちはとある秋の日、ハイキングに来た。
ここは山奥。シチューの材料にするための美味しいキノコ、特に『ばあちゃんのキノコ』と呼ばれるものを探している。
そのころ、サンタクロースとトナカイ達も好物のキノコを食べるために来ていた。
木々の間に見えるその姿。
「あれ、あそこにいるのはサンタさん?」
「多分」
「ラガーマンがハイキングに来たみたいなかっこうしてるね。」
「クリスマスの時と違うね。」
サンタとトナカイは、キノコを摂ってはその場でほうばりながら、『今年のミセスルドルフ(赤鼻のトナカイ)総選挙』の話題で持ち切り。
器量・気力・体力・リーダーシップの是非、既婚のメストナカイが立候補できる。旦那が応援演説をする。
「ルドルフって、男性名では?」
「良いんです。かつて、ジャパンのショウグン職は女性が男性名を名乗って納めていたとか。」
「どこ情報ですそれ」
「まんがでよんだ」
「あーっ、子供に配るプレゼントを勝手に触ったら、また長に怒られるよ」
「内緒にしててよ」
「仕方がないな」
「ねえねえママ、このかごのキノコ食べてもいいの?」
「これはパパの好きな『おばあちゃんのキノコ』パパへお土産だから」
「その代わりに、ほら、この木の幹にくっつける黒いの美味しいのよ、味を見てごらん」
「ほんとうだ。この黒くて、ぐにぐに生えてるのなんて言う名前なの?」
「きくらげよ」
「美味しいね」
「そうでしょ」
「いよいよあした、総選挙だな」
選挙当日
「今年の『ミセスルドルフ』は、キャンディさんに決定。喜ぶキャンディさん一家と友人たち。秋口に角がおちてしまったオスたちの代わりが務まる立派な角が決めて。
ごめんなさい続きがおもいうかばん。
後に更新する予定