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桜井さんがいつも怒ってます  作者: ステルススター
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第25話 勝負②

「…など、いろいろな会社が協力を約束してくれています。これで、私の演説を終わります」

光の演説が終わった。

感想を言うと、渡された資料もしっかりまとめられていて、とても分かりやすかった。

なにが、目的で、それを実現できる方法を考えて来ているのがわかった。

「それでは、次の、演説をお願いします」

進行役の生徒がそう言うと、桜井さんが中島を後ろに連れて、舞台の教卓に立った。

…中島、生徒会のだったんだ。

「二年生の桜井 美希《さくらい みき》です。私の案は、ほとんど、先ほど聞いた、演説の内容と同じです。同じことを言っても、意味がないと思いますので、私からは、この案が採用される、ことについて、私の意見を言わせていただきたいと思います」

そう言いながら、桜井さんは、きれいなお辞儀をした。

「私は、勉強だけが人生じゃないと、思ってます。私は、ドラマなどに出て、働きながら学校に通って…」

さすが、桜井さんだ。説明できないが、一言一言に気持ちがこもっている気がする。

「そんな中、私の知り合いのお兄ちゃんは、家族のためにお金が必要で高校に行くのを諦めた人がいます。そんな人のために、働きながら通うことができるこの案を採用して欲しいと思っています。そして、ここだけは、光さんと違うところなんですが、働くことで成績が付く、そんな制度なども検討していきたいと思っています。どうか、みなさん。採用をお願いします」

こうして、桜井さんの演説が終わった。

この時、光が全校朝礼から抜け出していることには、俺は、気付かなかった。

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