表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
桜井さんがいつも怒ってます  作者: ステルススター
41/273

第19話 水槽の外④

「なぜ、そのことを…。貴様は誰だ!」

やはり、教頭先生だった。

「なんで、こんな事をしたんですか?」

問い詰める。

「そんな事、貴様に関係ない!」

近くにあった、鉄パイプを振り回してきた。

とりあえず、距離を取る。

「あなたは、そんな事する人じゃなかったじゃないですか!なんでこんな事を…ッ」

床にヒビ割れがあり、そこに足を引っ掛けて転んでしまった。

やばい。

教頭先生が、鉄パイプを勢いよく俺に振りかざす。

ガンッ

教頭先生が勢いよく振りかざした鉄パイプが止められた。

止めてくれたのは、真っ白いスーツみたいな服に白いマント。そして、白いヘルメットを被って、顔を隠した人で、白い警棒を使って、鉄パイプを受け止めてくれている。

「あのー。ありがとうございます。どちら様でしょうか?」

「…ヒーローがピンチの時に現れる。ヒーローを助けるヒーロー」

本当に誰だ?

教頭先生がもう一度、鉄パイプを振りかざすと、受け流し、バク転で後ろに下がった。

いや、本当に誰だよ!

たしかに、ヒーロー物で、ヒーローがピンチの時に強い仲間のヒーローが現れたりするけどさ、こんな運動神経がいい人、知り合いにいないんだけど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ