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夢殺人  作者: 七宝
4/9

葬儀

 葬儀が始まった。いかにも普通の葬儀だ。お経をあげて、遺族が手紙を読んで、故人との思い出をスライドショーで見る。

 そして、いよいよ送り出しだ。棺桶の中にみんなで持ち寄った色々なものを入れていく。


(ん⋯⋯?)


首にアザがあるような⋯⋯。


いや、あるぞ!!!

でも心筋梗塞って言ってたよな⋯⋯。

いやでもでも⋯⋯心筋梗塞か。

みんなはどう思ってるんだろう。


 守に聞いてみた。


「昨日はアザ無かったし、死因には関係無いんじゃないかな」


そうか、そうだよね。何かの弾みで汚れたんだね多分。


 結局誰も何も言わなかったので、そのまま火葬を済ませた。終わったんだ。気になることは確かだが、考え込むのはもうやめよう。


 戸越家4人は帰りに牛丼を食べて帰宅した。

玄関の前で身体に塩を振ってから家に入った。

 

「いやー、疲れたね~」


しまった、つい本音が出てしまった。厳格な義母にまた怒られてしまう。


「ほんとやねぇ。静子さんのせいで大変やったねぇ。」


え、お義母さんもかい!良かった怒られなくて!




 翌朝、娘が遺体で見つかった。




 


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