第二十話 シン・ネタギレ
「それってねぇよ!」
峰頭から反論の声が上がる。
「それはちょっとおかしいよ!運動できる人だけ有利じゃん!」
確かに、その意見には同意だ。
実際自分は、勉強だけでのし上がってきたからな!
峰頭もそうだった。
「「おれは、運動できねぇんだよ!」」
ハモッた。
「言いたいことはわかった。それはなしにしよう。その代わりに」
「代わりに?」
「復活の1500M走!」
あ~、嫌なやつだ。
「辛いだろ!」
「じゃあ、お前ら飛べるのか?」
「「「飛べません」」」
「意味ないじゃないか」
「新城は空飛べるの?」
「とべない」
「じゃ、何で、手挙げなかったんだよ」
「めんどくさかった」
理由が・・・
「まあ、決定は決定だ。もう会議は招集しない!」
「「な、なんだって!」」
「テンプレ反応お疲れ様」
なんか先生おかしい!いつもと違う!!
「変に会議を起こすとダメだからな。次の定例委員会ミーティングが次の適時だろう」
「それだったら、峰ちゃんくるからね」
峰ちゃんってなんだよ・・・
「自分意外と忙しいんで」
そうだったな。
「じゃ、今日の臨時会議は終わりだ。じゃ、それぞれ教室に戻るように。
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「疲れた・・・一日中先生の相手って大変なんだよ。帰りは違う場所だから良かったけど」
「先生のことだから『少年漫画もっと読め!あれは人生の教科書だ!!』とか言ってきそうじゃない?」
そんなこと言ってきたな。さすが新城。考察眼が鋭いな。
でもあの人、『アニソン最高!』とかいってたような。
そう考えると先生は隠れオタタイプなのか?
「お疲れ。先輩今日はふたりきりですね」
「言うのが遅ぇよ」
「エヘヘ」
褒めてないんだけど!でも、かわいい。
「頑張ってくださいね。私応援してますから」
「わかってるって」
「あと、俺峰ちゃん布教してるから。だから、忙しいとかなんとか」
「え?、マジ?」
「マジ」
「いやぁ、ホントだよ?たまに俺にアニメクイズ出してくるし」
「私、あんま詳しくないしなぁ」
「詳しかったらちょっと引いてたかも」
「えー?摩耶とは全然話してるのに!」
「いや、あいつ元々腐女子だし」
「そーなのかー」
「某妖精みたいな反応しないで」
「へいへーい」
「チャラいの禁止」
それを口走りながら、新城に軽くチョップした。
「あふん」
意外と可愛い声を出す。
体育祭は意外と近い。
それまでに準備をちゃんとしなければと思った。
続
ネタの引き出しが枯渇しかけの私です。
いろいろな都合で次回からいきなり
体育祭編です。
そろそろ話締めたいので
後これ土曜日分なので。
<パロネタ・小ネタ解説コーナー>
一つです。
「そーなのかー」
「某妖精みたいな反応しないで」
ルーミア 東方
引き出しはあるんだけど全部鍵かかってるって感じです。
体育祭は結構行くと思います。
次回作は異世界かな?(半分嘘)
多分タイトルは文・明・解・化になると思います。
かいの字あえて変えてます。
おそらくとも、ファンタジー要素はほぼ皆無だと思って下さい。
次回作は、毎週日曜日更新かな?
そんな感じだと思うんでよろしくです。