第十九話 先生のヲタクっぷりは尋常ではない
朝が来た。絶望の朝だ。
「あ、起きたんだ。おはよ」
「ああ」
俺は適当な返事を返しておき、そのまま、下に降りる。
「もう出来てるから」
やはり冷たさはいつもと変わらない。
ああ、恵子はすごいんだなと思った。
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朝ごはんを食べ、家を出る。
そうしたら、何故か車が待っていた。
「は?」
「おはよう西木田。朝の気分はどうだ?」
送迎しに来たんかい!
「まあ、元気ですけど」
「それはよかった。さあ、私の車に乗って、学校へ行こう!」
は、はあ、、、これなんてえろげ?
と思うこと予想外の出来事だった。
断ると何かと面倒くさいことになりそうなので、拒否せずに同行することにした。
「さあ、乗りたまえ」
「わかりました」
車の中に入ると、影に隠れるような形で、アニメグッズがおいてあった。
「これ卑怯ですよ。もっとオープンにしましょうよ」
「バカにされたくない、、、」
何この生き物、、、先生なのか?と思うくらい上目遣いが可愛い。
「さあ、行くぞ」
ラジカセをかけると、やっぱり、アニ◯カのバックナンバー流してるよ。どんだけ好きなんだよ。
「すごいだろ」
「まあ、はい」
「R◯ZIKOから適当に拾っただけだがな」
先生!これ犯罪!!犯罪だよ!!!
「バレなきゃ犯罪じゃないんだぜ?」
「某奇妙な冒険挟まないでくださいよ」
「テヘ」
「ほめてません」
やっぱり先生は人付き合いが苦手だと思うのだが。
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そんなことをしているうちに学校に着いた。
「流石に校舎内までやると何を言われるかわからないからな」
少し遠いところで、降ろさせてもらったと言っても、
「裏口だがな」
こんなとこ生徒に案内すんじゃないよ!
「たぶん、バレないぞ」
「怖いから、正門から入ります」
「おう、そうか」
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今日は昼休みに集合が掛けられた。
「あ、峰頭居る!」
「ども」
「久しぶりー!、元気してた?」
「まあ」
「おい、お前らだけで話を回すな。さあ、伝えたいことがひとつある。心して聞いてくれ」
「先生、重要度は、緊急クエスト並みですか」
「某狩猟ゲーみたいに言わないでくれ。わかりづらい」
狩猟ゲーはやらない性分なのか?
「要は、重要度MAXってことだ」
「今年は、先生方の協議の結果」
「各競技の上位の人ランキングポイントを、5〜2PT取ることができる!」
「はぁ?」
続
リアルが忙しく、ハヤテにはまった、ゼウスです。
体育祭の新ルール、職場で考えついて、そのままぶち込んだだけです。
<パロネタ・小ネタ解説コーナー>
アニ◯カのバックナンバー
アニソンアカデミー。N◯KーFMで毎週土曜日放送中!
「R◯ZIKOから適当に拾っただけだがな
ラジコから拾うのは、(たぶん)著作権法違反です。
ネタのすべてがスレスレだがな・・・
「バレなきゃ犯罪じゃないんだぜ?」
「某奇妙な冒険挟まないでくださいよ」
三部のジョジョ、「バレなきゃイカサマじゃねぇんだぜ?」を元に編集。
「先生、重要度は、緊急クエスト並みですか」
「某狩猟ゲーみたいに言わないでくれ。わかりづらい」
モンハン最近のは追いつけない・・・
もはや、ゲームやる時間を取れないですね。
平日投稿特有の日付変更直前投稿ですんません。
また日付が変わりそうなので、それでは。
次は土曜日かな。(たぶん)