第十三話 アンケートゴッ◯フェス
あれから数日後、体育祭の計画が本格的に始まった。
「実行委員は、そうだな・・・生徒会で」
いきなり、先生はこんな暴挙なことを言い放った。
「うそでしょ?」
「嘘だと言ってよ◯ーニィ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
会議室にて。
「ってことがあった」
「じゃ、他の係とはどう連携するんですか?」
「各クラス一人必ず、各係の係長がいる。そいつらと話し合う」
「芋洗坂かよ」
誰かさん、そこは我慢しようぜ?
「では、本題に入ろう。この学校には、毎年ひとつ新競技が組み込まれる」
「昨年のアンケートだと、一昨年からの競技がまたできそうだな」
一昨年からあったのって、ああ、本限定借り物競争だ。
地味に運営側の負担が重たいやつだ。
そのまま、先生は流れるように話をする。って、摩耶の出番なくね?
「昨年の、ラーメン早食い競争は批判的な意見が多いな」
あれ、見てる側からしても、苦しそうだなって思ったよ。ていうか、大喰らいの陰キャタイプしかいなかったし。
「廃止で」
「今年は、昨年の枠を使おう」
「先生、質問があります」
「なんだね?」
「その前の競技は何だったんですか?」
「五年前までしか知らないがいいか?」
「お願いします」
やっぱり、新城は行動力があるなと感心した。
「三年前はパズル早解き競争ってのをやったな。競技を行ったのは選択理系だった奴が大半で、次年度で却下されたがな」
「四年前は、帰ってきた!パン競争だったな。危険だから、昨年終わったよ」
結構最近までやってる競技が多かった。
「五年前の継続種目が、女だらけの棒倒し(意味深)だったな。新規種目は、ストIIタイマン一発勝負だったな」
よくテレビ炎天下で持ったな。
「女だらけの棒倒しって」
「ああ、定番競技として昇格したよ」
この学校の人たち変態多すぎッ!
「あと、昇格したのは、生活用品障害物走だったな」
見てる側としても面白いからな。うん。
「一番不評だったのは。校舎の旅〜ダーツで決めよう!〜だったな」
そりゃ、テレビじゃねぇからな。
「定点カメラなんてつけてる金がもったいない!って、ケチ臭いことを上部が言ってたのがな」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「話が逸れてしまったな。では、本題に移ろう」
「なんか意見ある人手あげてーくださーい」
なんか、適当にやってるよな。摩耶のやつ。
毎回恒例!珍意見コーナー!!
「はい、副ちゃん」
「中二病かっこつけ選手権!」
「アキバでやってこい」
「はい、新ちゃん」
「ミス・鈴ノ原!」
「キャンパスか」
「トモ、手あげて、どったの?」
お前が手上げろって言ったんだろうがぁ!
「見ていろキャンパスライフゥゥゥ!」
「あの、お帰りください」
「いやです」
「ちゃっとやってね?お兄ちゃん★」
満面の笑顔。
やべぇ、不意に顔の筋肉が緩んでしまった。
「うわーちょっとやばいよ、トモ一回鏡見てきたら?プププ」
自業自得じゃねぇか。
「圧倒的問題力なんかいらないから、ってことで、他には」
「孤独を極めろ。石の上に三年」
「それ、ほんとに三年上に居るの」
「ああ、ぼっち道ここにきわめりってやつだな」
「ちょっと、残念な人ですね」
いったい、どうなることやら
会議は、まだ終わりそうにはなさそうだ。
続
タイトルネタがねぇ!アンケネタがねぇ!どうも、ネタ欠乏症のゼウスです。
<パロネタ・小ネタ解説コーナー>
「うそでしょ?」
「嘘だと言ってよ◯ーニィ!」
いきなり、0080。クリスマスシーズンになると見たくなるよね。
帰ってきた!パン競争
帰ってきた新ウルトラマンジャック二世さんに被せようとした。後悔はしていない。
校舎の旅〜ダーツで決めよう!〜
笑コラの有名コーナーダーツで決めてところに行く奴をパロった。
「見ていろキャンパスライフゥゥゥ!」
「圧倒的問題力なんかいらないから、
高校生のための通信教育
Z会
勉強が嫌いだァァァ!
ってね。
明日は、私用のため、更新できるか微妙です。
憲法記念日くらい休ませて欲しい・・・