第十話 全校友達大作戦(フレンズ計画)
「この作戦はな、まあ、あれだ。みんな西木田の友達になれってことだ」
「ふーん。であいつに友達なんていたっけって話になるんだけど」
「俺は友達が少ない」
「だろうな。コミュ力もあるのにいろいろと残念な男だ」
はぁ!?先生は、意外と毒舌家だった。
「学校生活で友達できないってどういうことなのか?まさか、両生類の一種って思われてるんじゃないか?大丈夫か」
なんか割とマジで心配されてるんだが・・・ていうか、俺ヒッキーじゃないし。
「あの、俺引きこもりじゃないんですけど」
「なんかお前を見ると、やっほーとはろーを融合したくなるんだが、どういうことかね」
それ、マンガの読みすぎ。
「ともかく、自分は引っ込み思考じゃないんで」
「ふ〜ん、なら作戦を実行しても失敗って事にはならなそうだな」
「あ、でも自分結構サブカルチャー嗜んでますよ。人並みに」
「我が同志よ!」
先生もそっち系の人だったんか・・・
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なんかこの後雑談をしていた。
「あのシーン神ってましたよね!」
「まあな、作画崩壊もなかったしな。やっぱ、都アニは一味違うな!そうだろ?」
「私に同意を求めても」
ふとその時チャイムがなった。
「もうこんな時間か。明後日の全校集会で発表予定なのでよろしくな」
「わまりかした」
「りょー」
「うん、知ってた」
摩耶知ってたのかよ。
「かばんはどうした?」
「ここにあります」
「おまえのかばんには、かばんty(ry」
「これ以上言ったら引っかかりますよ?」
とっさに先生の口を塞いだ。
すっげぇ柔らかい唇だった。
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「うーん、眠い」
「もうあんな話人前でしないでよね。ついてこれない」
「ていうかトモってさ、昔っから、良い趣味してそうな感じしてたよね」
「まあ、そうだよね」
でも、俺が萌えアニメ等に手を出したの一年前なんだがな・・・
それまで、アニメは、ミリタリーに関係あるやつしか見てなかった。後ロボ系
「前西木田くんの家言ったんだけどね」
まだ、名前で読んでくれないの?
「ロボットのぷらもでる?がいっぱい置いてあったんだよね」
「それは、、、」
「あと、押し入れの中にいっぱい戦車と飛行機入ってたんだよ」
ちょ、やめ
「すごい!」
え?嘘、キモいって言われねぇんだけど。
「全部小さな箱に入っててね。その箱に零式って書いてあってこの中には、緑色と白い飛行機がいっぱい入ってた」
「恵子、あれ言っとくけど、中身のやつ一つ一つ形式違うから」
「えー!?うそー」
「白いのは11型か21型で(ry」
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家の前まで延々と話してしまっていた。やっぱ熱が入るって怖いんだよな。
「ってことで日本は強かったんだぜ!」
「うん、その話わかったからもう良いよ」
「今度家行ける時に、見さしてもらうよ」
「というか、摩耶って、俺んち来たことあったっけ」
「中学の頃一回だけ」
「あ、大雨の時か」
たまたま傘忘れて、家に駆け込んだ日か。懐かしい。
そんな記憶が脳裏をよぎる。
「あ、あの時、すごい恥ずかしかったんだからな」
「ん、何が」
「あ、あ・・・・・・相風呂」
あああああああ!そういえば。
なんで脳裏に過ったのにこれは思い出せなかったんだ。
「そんとき、トモ頭真っ白になって、わたしのことを・・・」
「あああああ!もう思い出せるか!」
こんなことあったっけと、考えたらあった。
「確か、風呂で力尽きて、泊まってたんだっけ」
「ねぇ、独歩君何やらかしてるのかな?」
「俺独歩じゃねえし!ってなにもってんだよ」
ヤンデレ覚醒、結城恵子SSRやった!ドロップしたね。
チクっとした。
瞬間。
「痛っええええ!」
針が刺さった。
まだ、俺のラブコメは終わらない。たぶんな。
続
連投!ゼウスです。これが土曜日分です。
<パロネタ・小ネタ解説コーナー>
俺は友達が少ない
マルパクすいません!、これしか、、、
「学校生活で友達できないってどういうことなのか?まさか、両生類の一種って思われてるんじゃないか?大丈夫か」
なんか割とマジで心配されてるんだが・・・ていうか、俺ヒッキーじゃないし。
「あの、俺引きこもりじゃないんですけど」
「なんかお前を見ると、やっほーとはろーを融合したくなるんだが、どういうことかね」
もうわかってほしいよ。この小説のパロネタで一番出てる作品
都アニ
京都の某アニメ制作会社のことです。
「おまえのかばんには、かばんty(ry」
ホントはストラップついてるって言いたかった。うん、これ書いてる時二次創作OKって知らなかったんだよぉ・・・
後愛風呂がどうたらこうたらってのが後ろにあるけど、それはご想像にお任せします。
薄い本つくってもいいんですよ?
そういうの大歓迎なんで。
元々、作ろうとした動機は、ラノベ読んで影響されて、俺も作家目指そうかなと思っただけなんで。
ということで、変なかんじで締めになりましたが。それでは、
12話書かんと!