第51話 転校生
1: 本当にあった怖い名無し:2026/11/27(金) 15:12:11.11 ID:doll
小学校時代(70年代w)、隣のクラスであった話。
小学校3年の夏休みが終わって、2学期の初日。
担任の先生がそのクラスに女の子の転校生が来たことを知らせた。
ただし転校生は入院していて、まだ学校に来られないという。
ホームルームで「新しいお友だちに手紙を書いて励まそう」 ということになり、みんな思い思いの手紙を書いた。
でも顔を見たこともない相手だから、どの手紙も
「早くよくなってね」「早く一緒に遊ぼう」
といった型通りの平凡な内容にしかならなかった。
次の週末、手紙とめいめいが持ち寄ったプレゼントを持って、先生とクラスの数人がお見舞いに行った。
クラスを代表して病気の女の子に手渡したのは、学級委員の女の子。
夏休みにすっかり日焼けして、男子から「黒んぼ」とからかわれるほど活発な子だった。
彼女ははつらつとした大きな声で、 「◯◯さん、早くよくなって一緒に遊ぼうね」と言いながら、 手紙、千羽鶴、オモチャ、人形、マンガ本などを1つ1つ手渡した。
病気の女の子は少しはにかみながら、小さな声で「ありがとう」とだけ言った。
2学期の終わり頃、その子が病院で死んだ。
翌週、病院から学校に手紙とプレゼントが送り返されてきた。
お通夜で先生と両親が相談し、学校で引き取ることにしたという。
届いた段ボール箱を教室で開いたら、底のほうに何か黒い小さなものがある。
1人の子が手にしたとたん、「わぁ」と叫んで放り投げた。
よく見るとそれは病院でプレゼントした、ビニール製の小さな女の子の人形だった。
黒く見えたのは、ボールペンで突き刺したらしい小さな黒い凹みが 全身を埋め尽くしていたからだった。
2: 本当にあった怖い名無し:2026/11/27(金) 15:15:33.55 ID:penpen
ボールペンで全身刺されて戻ってくる人形、
昭和ホラーの完成形。
3: 本当にあった怖い名無し:2026/11/27(金) 15:17:10.88 ID:doll
病院で暇つぶしに刺した…わけじゃないよな。
刺し方が“執念”の密度。
4: 本当にあった怖い名無し:2026/11/27(金) 15:19:44.11 ID:classmate
学級委員の子、元気すぎて霊も圧倒されてそう。
5: 本当にあった怖い名無し:2026/11/27(金) 15:22:01.55 ID:penpen
「ありがとう」って言って受け取った後に
あの状態になるの、
感情の振れ幅が怖い。
6: 本当にあった怖い名無し:2026/11/27(金) 15:24:22.77 ID:doll
段ボールの底から出てくるのがまた演出完璧。
ホラー映画の導入。
7: 本当にあった怖い名無し:2026/11/27(金) 15:26:55.33 ID:classmate
ボールペンで刺すって、
子どもができる“最大限の呪術”なんだよな。
9: 本当にあった怖い名無し:2026/11/27(金) 15:31:44.88 ID:doll
返送されてくるのが一番怖い。
病院側も「これは…」ってなっただろ。
10: 本当にあった怖い名無し:2026/11/27(金) 15:34:12.77 ID:classmate
70年代の学校って、
こういう怪談が自然発生しやすい空気あったよな。
12: 本当にあった怖い名無し:2026/11/27(金) 15:38:55.77 ID:doll
学級委員の子が見たら泣くやつ。
13: 本当にあった怖い名無し:2026/11/27(金) 15:41:44.11 ID:classmate
病院での時間って長いから、
あの子の“気持ち”が全部あの人形に出たのかもな。
15: 本当にあった怖い名無し:2026/11/27(金) 15:47:10.55 ID:doll
結論:
昭和の怪談は、静かに刺してくる。




