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洒落怖・閲覧注意まとめ  作者: はまゆう


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37/55

第36話:温泉旅館

1: 名無しさん@お腹いっぱい:2026/10/30(金) 00:12:44.11 ID:Onsen-Shadow

それは3年くらい前に、友人2人と「たまには温泉でのんびりしたいよね」 の一言からはじまりました。

「どうせなら、観光地よりもひなびた感じの落ち着いたところのほうがいいな。」

「ガイドブックにのってるとこはどうもね、人も多いし。」


皆それぞれ好きなことを言いながら、「あーでもない」「こーでもない」とやっていた末に、道南のとある温泉旅館に決定しました。


出発の朝は快晴だったそうです。全員が各自の荷物を持って集合しました。

その温泉迄約4時間。途中コンビニによったり、ガソリンスタンドで給油したり、たのしいドライブでした。


その旅館につくまでは、、、


チェックインをしたのは午後3時位でした。

それまで快晴だった空も、いつのまにか雲がたちこみだし、今にも雨がふりそうな気配です。


しようがないのでとりあえず「部屋にいって休もう!」という皆の意見に従い部屋に案内してもらって、その部屋の戸をあけたとたん、「ざわっ」としたそうです。


いきなり気温が下がったような感じ。


「自分一人だったら部屋を変えてくれと言うけれど、みんなを怖がらせたくないから。」だまっていました。


その部屋でテーブルでお茶を飲みながら話をしている時にも後ろからの“視線”を感じていたそうです。


ほかの2人は「暑い!」といっていましたが、姉は寒くてたまらなかったそうです。


嫌な視線を感じながらも、他の2人と職場の愚痴やうわさ話に花をさかせておりました。


話をしている間にも、その“視線”がだんだん強くなって行くのを感じながら、、、


「ふっ」と気を抜いた途端にきたそうです。両肩に「ズシリ」と。


姉が言うには、霊にもいろいろ種類があって

「寂しいから気づいてほしい」

「自分が死んでいる事を知らない」

などはまだ良い。


たちの悪いのが

「自分が苦しんでいるのだからおまえも苦しめ!」

というタイプ。


姉の両肩にのってきたのは後者でした。


「うわ、これはまずいな。」


とりあえず常備している荒塩を両肩に振りかけました。


友人2人は姉が“見える人”だと知っているので、塩を取り出した時点で気づきました。


友人A「なんか来た?」

姉「うん、さっきから後ろにいる。今私の肩つかんでる。」

友人B「やばいやつ?」

姉「かなりやばいかな。」


友人A,B「どうしたらいい?部屋変えてもらおうか。」

姉「部屋変えても多分ついて来ると思う。」


姉「私の後ろの壁、なにかある?」

友人「絵、風景画。」

姉「悪いけど、裏を見てくれる?」


友人2人はびびりながら絵をめくりました。

裏には御札が貼ってありました。


友人2人パニック状態。


姉は逃げたかったが、このままにするわけにもいかず

「線香とお供えになるお菓子とか果物、買ってきて」

と頼みました。


1人になった姉はじっとしていました。

この手の霊は話しかけると図に乗るそうです。


しかし

「せっかく休みを取って温泉に来て、まだ温泉にも入っていない」

と気づいた姉は腹が立ってきました。


そうこうしているうちに友人2人が線香とお菓子、なぜかろうそくも買って戻ってきました。


線香を焚き、お供えを置くと、姉の肩が「すうっ」と軽くなりました。


「今すぐ荷物まとめて。私のもお願い、今動けない。」


姉は見ていました。

後ろにいた男の霊が部屋の中をぐるぐる回り始めたことを。

背広は古い型で、首をうなだれながら歩き回っている。


姉「これは、やばすぎだな。」


その男は“引っ張る霊”。

生きている人間を取り込み、自分と同じ目に合わせようとするタイプ。


友人がろうそくに火をつけると、火は“まんまる”になりました。


男は床の間のお供えの前に立ち止まりました。


姉「この部屋出よう、今すぐ!」


反対する者はいませんでした。


チェックアウトし、車で戻りながら

「なんだったの?」

姉「よくわかんないけど、あの部屋は“集まるところ”みたい。ほんとーにやばかったよ。」


全員、残りの有給は自宅で過ごしたそうです。


おしまい。


---


2: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 00:17:33.11 ID:quiet-owl

温泉旅館って、古い建物ほど“溜まる”んだよな。

特に床の間がある部屋は要注意。


3: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 00:20:55.88 ID:thin-air

部屋に入った瞬間の「ざわっ」って、一番わかりやすいサインだよ。


4: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 00:24:33.77 ID:old-inn


≫1

絵の裏の御札って、

“封じてる”やつだよな。

つまり、あの部屋は元から問題があった。


6: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 00:30:44.55 ID:quiet-owl

友人が暑いのに本人だけ寒いって、典型的なやつ。


7: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 00:34:20.33 ID:lost-voice


≫1

男の霊、古い背広ってのが妙にリアルだな。

昭和の事故物件とか多い地域だし。


8: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 00:37:55.90 ID:old-inn

“引っ張る霊”って、旅館に多いんだよ。

土地に残るんじゃなくて、部屋に残る。


9: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 00:41:33.44 ID:thin-air

ろうそくの火が丸くなるの、

本当に“いる”時だけだよ。


10: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 00:45:12.77 ID:still-water

床の間に立ち止まったってことは、

“そこが入口”だったんだろうな。


11: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 00:48:44.33 ID:quiet-owl

部屋を変えてもついてくるって判断、正しい。

ああいうのは“人”に付く。


12: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 00:52:20.77 ID:lost-voice

旅館側も気づいてるはずだよ。

御札貼ってる時点で。


13: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 00:55:55.90 ID:old-inn


≫1

その部屋、昔事故とかあったんじゃないか。


14: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 00:59:33.44 ID:thin-air

“集まるところ”って言い方が怖い。

一体じゃなかったのかも。


15: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 01:03:12.77 ID:still-water

温泉って、湯治場だった場所は特に“濃い”んだよな。


16: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 01:06:44.55 ID:quiet-owl

姉さん、よく無事だったな。

引っ張る系は本当に危ない。


17: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 01:10:20.77 ID:lost-voice

線香とお供えで軽くなるってことは、

“供養待ち”だったのかも。


18: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 01:13:55.90 ID:old-inn

旅館の人、絶対何か知ってるよ。

あの部屋、普通は客に出さない。


19: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 01:17:33.44 ID:thin-air

帰り道に何もなかったのは幸運だな。

ついてくるやつもいるから。


20: 本当にあった怖い名無し:2026/10/30(金) 01:21:12.77 ID:still-water

温泉って癒しの場所だけど、

“癒されに来るのは生きてる人だけじゃない”んだよ。


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