転移されるのは一人じゃない
うーんこいつらに話かけないとだろうけど話しかけたくねぇ。
そう思ってどうしようかとあたふたしていると、
ハヤト「おいそこのお前、さっきからジロジロと見てやがるな。」
ハヤト「なんか言いたいことあるなら言え!」
大きな声で怒鳴るように言った
「ジロジロ見て、すいません」
「えーと日本人ですか?」
ハヤト「お前はもしや日本人か?」
「はいそうです。」
ハヤトは表情を和らげ、
ハヤト「なんだ日本人か、えっ日本人?」
とても驚いているようだ
ハヤト「自分達以外でいたのか…」
自分達?何人かで転移したのか
「あなたが転移した時のことを教えてくれませんか?」
ハヤト「ああ俺とその他クラスメイトは王国の魔術師によって呼び出された。」
俺よりも説明ありそうで羨ましいが気にせず質問を続ける。
「クラスメイトはどこ行ったんだ?」
ハヤト「俺以外のクラスメイトは全員でパーティーとして行動している。」
「なぜ君は一緒に行動しないんだ?」
ハヤト「追放された。」
「え?」
ハヤト「追放されたんだよ。」
「そのさっきの話でしていたパーティーとは別の?」
ハヤト「ああ別の」
こいつ二回追放されてるぅ
こいつ無能すぎない?
というかクラスメイトだったのに薄情じゃないか?
ハヤト「…俺よりもバフの長さは長く強化幅も大きくて、バフをかけた後直ぐにバフをかけなおせるやつがいたんだよ。今はどうか分からないが俺がかけたバフはあいつがかけているとはじかれるし、クラスメイトは俺に『国王が召喚させた責任をとろうと言って城の中で良い暮らしをさせてくれるって坂田君そうしたら?他の子も別に責めないよ』そう言って俺を追放したんだ。俺は、クラスメイトを見返してやると思って城から抜け出してギルドに登録したんだ。俺と同じく初心者のやつとパーティーを組んだ。でもあいつらは俺を追放したんだ。そこから………………」
長え…少し聞いてみたがクラスメイトからは追放された訳じゃなくねえか?
クラスメイトのシンプルな優しさっぽい。
クラスメイトとパーティー組んでたとき普通に足手まといじゃねえか。
やべえこいつの良いところ見つけられないかもしれない。
ハヤト「…ってわけだ」
「おっおう、大変なことがあったな」
「でもクラスメイトは追放したんじゃないんじゃないか?」
ハヤト「何言ってんだ。あいつらは俺をのけ者にしたんだ。許せねえよ」
やばいこいつまじで苛つく。
ただなあ、こいつは俺よりも長いこといそうだから勝てる気がしないんよな。
人を傷つける決心も俺にはまだついてないからこいつには勝てないだろうな。
「そのクラスメイトはどうしているんだ?」
ハヤト「知らねえ。でも次合ったときは前俺にやったことを償わせる。」
彼は殺意に満ちた顔をしていた。
もうこいつどうしようもない。
俺強くならないとな。
そんな決心を固めた
ハヤト「お前は何があったんだ?」
表情を笑顔に戻して聞いてきた。
怖えよ
「俺は…」
……………………………………………………
スライムを倒したくらいしか話せることが無かった……
ハヤト「お前薄いな」
「しょうがないだろ?来たばっかなんだから」
そういえばこいつパーティー組んでたな、
こいつを止める意味でもパーティー入るか?
「なあ」
ハヤト「なんだ?」
「俺をパーティーに入れてくれないか?」
ハヤト「話聞いていたがスライム倒すのに苦労してたくらいだろ?そんなの足手まといでしかない。パーティーには入れれないな。」
ほんまこいつ…
くっパーティー入れてと粘ったら切り捨てられそうで怖え
「そうか残念だ。」
ハヤト「また会おうぜ。」
そん時はお前のクラスメイトの味方をするから敵かもしれん。いや、敵
ほぼさっきの会話で空気だったエーテルを連れてどこか行った。
はあ、疲れた
あっ、帰る方法聞いて無かった。
まあ案外日本人いそうだし、他のやつに今度聞くか。
えっと何しに来たんだっけ。
そうだ。食べ物買いに来たんだ。
リンゴと焼かれた謎の動物の肉を買って
宿に向かった。




