チュートリアルって面倒くさい
ナーレ?という男が声かけてきた。
誰なの?と思ったが
他の人の反応は
「ナーレだとぉ?防衛だけしかして無いと言われているあの男か。」
「ナーレ?あの人が今いるってぇ?そんなわけ無いでしょ。って本物!!」
「お前しらないのか?ナーレさんはなあ借金の立て替えてくれた恩人なんだよ」
有名人らしいがなぜ自分に戦えと言われているのか分からないんだが、素直に従っておくか。
「いいが、俺は戦闘したことないんだが」
ナーレは
「だーいじょうぶ、手加減するから」
そういう問題なのか?
まあ手加減しているなら、五十歩百歩というスキルを使う良い機会かもな
ナーレ「ここは迷惑だからなあギルドの訓練所で戦うか」
俺は連れていかれた。
これ従わない方が良かったのでは?
そんな考えも浮かびながらも訓練所に着いた
ナーレ「これでも使いな」
そう言われ渡されたのは鉄製の剣だった。
え?
ナーレは腰に携えた5本の剣のうちの一本を抜いた。
ナーレ「安心しろこっちからは手をださない」
「えっと切ろうとして良いんですか?」
ナーレ「剣を渡された時点でわかるだろ?」
えっどうしよう
強キャラ感がでているが、現代日本の暖かな教育を受けている俺は防がれるとは思うが人を切ろうとするのに躊躇してしまう。
ナーレ「早くこいよ。もしやスキルの使い方がわからないのか?」
おっなんかチュートリアルの流れか?
「あー知らない」
ナーレ「まあ見たことないやつだったしそうだろうとは思ったよ」
ナーレ「スキルの名前を声に出すか考えて出すかそれかオートで発動するくらいだな」
一回やってみるか
五十歩百歩
うーんなんか変わった気がしない声に出してやるやつか?
そういえば、五十歩百歩って
五十歩でも百歩でも逃げたのは変わらないみたいな感じの言葉だったよな。一回やってみるか
「剣にやさしく攻撃してくれ」
ナーレ「何?」
「俺の能力に関する能力だからな頼んだ」
ナーレ「へえ?」
カチン
剣の音が響く
え?さっきまで5mほど離れていたのにいつの間に近くに来てるぅ
こいつなんやねん
まあでもこれで準備が出来た。
ナーレ「これでいいか?」
「おうサンキュー」
「次は本気で一回だけ切ろうとしてくれ」
ナーレ「良いのか?」
《五十歩百歩》発動
「よいぜ」
ナーレは体に少し当てるつもりで攻撃した。
がぎん
鈍い音が響く
ナーレ「すごいな俺の剣を止めるなんて」
「まああな日本の剣豪は俺と言われたくらいだ」
俺は震えながらも言った
ナーレ「明らかにスキルだろうよう」
ナーレは笑いながら言った。
ナーレ「だがちゃんと使えてそうだな」
ナーレ「お前にあることを問…」
一瞬真面目な顔をしたが直ぐに笑顔に戻った
ナーレ「やっぱ何でもねえ」
ナーレ「すまねえな酔ってて変なこと言いそうになった。俺は国の防衛に戻る」
そう言って帰っていった。
チュートリアルにしては重要じゃね?




