表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/70

第9話 言えないこと

第9話です。

楽しんでいってください!

 「まさか、話したの・・・?」


リリスはラヴィのことをじっと見つめる。

ラヴィはこっくりとうなずき、シャシャは少し目をそらした。


「・・・。ヴェーヴ、今から少し、3人で話すから、部屋に戻って頂戴。」


「わかった。」


リリスは眉を寄せ、普段よりもどこか硬い表情をしている。

その様子を見て、ヴェーヴは何も言えずに自分の部屋に戻った。


なんで師匠はあんなに怖い顔をしてたんだろ・・・。


いくら考えても、ヴェーヴにはその答えがわからなかった。



 「シャシャ、少しの間だけリリスと2人にして。」


「わかったわ。」


シャシャは静かに部屋を出ていく。


「・・・なんで私が魔女だってヴェーヴに言ったの?」


リリスはラヴィの正面に座り、目をじっと見つめる。


「・・・あの子なら大丈夫だと思ったから。」


「なんで大丈夫だって分かるの?私がなんで喫茶店をしてるかとか、人間をどう思ってるかとか、全部知ってるじゃない!」


「人間と仲良くしたいんでしょ?あの子に隠す必要ないじゃない。」


「まだ、心の準備が・・・。」


リリスはした唇を噛み、ラヴィから視線を逸らす。

ラヴィは飽きれたようにため息をついた。


「はあ・・・。いつまであのことを引きずってるのよ。ヴェーヴはあいつらとは違う。この私が保証する。」


「でも・・・。」


どうしてもまだ不安だった。

ヴェーヴにどう思われているのか・・・。


「なら、直接本人と話しなさいよ。」


「・・・そう、ね。」


ラヴィはわざとらしく肩をすくめ、暗い雰囲気を払うように手を振る。


「さて、次の任務の内容を説明するわよ。・・・シャシャ、もういいわよ。」


そこからは先ほどの重い空気が嘘だったかのように、3人の会話はいつもの調子に戻っていった。

しかし、リリスの胸の奥にある不安は、どうしても消えてはくれなかった。

これからものんびり投稿していきます!

ちょこちょこ覗きに来てください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ