表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

68/70

第65話 自己紹介

第65話です。

楽しんでいってください!

 食事がひと段落し、全員が立ち上がる。

そして、奥にある扉へ向かって歩き出した。


「行こ!ヴェーヴ!」


ノノはきょとんとした顔のヴェーヴの手を引っ張り、椅子から立ち上がらせる。

そして、手を握ったまま、扉へと歩き始めた。




 扉をくぐると、そこには大きなソファーとテーブル、瓶がたくさん入った棚があった。

ヴェーヴが足を踏み入れた時、円卓についていた全員がソファでくつろいでいた。


「ジェルヴェーズ殿、飴食べるか?」


「うん!ありがとう。」


ソファの端に腰掛けると、ジョルジュが話しかけてくる。

彼の手には数種類の棒つきキャンディーが握られていた。

ヴェーヴはそのうちの1本を引き抜き、口に入れた。

口の中に甘い苺の味が広がる。



 その時、アルマンが少し離れた位置にあるソファのほうでヴェーヴを手招きする。

そこには、ヴェーヴがまだ話したことのない人たちが集まっている。

アルマンはヴェーヴが自分の近くに来たのを確認し、ソファに座っている面々を見回した。


「じゃ、順番に自己紹介して頂戴ね。」


それだけ言って、先ほどまでヴェーヴがいたソファに移動するアルマン。

ヴェーヴはどうしたらいいのか、と少し眉を寄せて立ち尽くしていた。


「じゃ、まずはあたしたちからね!」


手を挙げながら楽しそうにそう告げたのは、アッシュブロンドの髪の少女。

その隣では、億劫そうな空気を隠そうとしない、少女にそっくりな少年が座っていた。


「あたしはカミーユ・ロワゾー!1番隊副隊長をしてるよ。こいつの双子の姉ね。」


「・・・ジュリアン。同じく1番隊副隊長をしてるよ。」


「え、えっと、僕はジェルヴェーズです・・・。」


「うん、知ってるー、さっき姐さんに教えられたし、自己紹介してたじゃん!ね、ジュリアン。」


「そうだね、カミーユ。」


2人はどこかからかうようにそう言った。

その右隣では興味なさげに武器を手入れしている男性。

ソファに座っている者たちは、彼にジトっとした視線を向けた。

そんな視線を向けられて、数秒。

ようやく気づいたようにヴェーヴへと視線を向けて、


「ん?ああ、アンドレ・デュラン。3番隊隊長。」


それだけ言って武器の手入れへと戻っていった。

カミーユによると、まだ18歳らしい。


「まったく、そんな素っ気なくしなくてもいいじゃないか!」


次に口を開いたのは、黒い眼帯をつけた男性。

謎のポーズをとりながら続ける。


「俺はアレクサンドル!5番隊副隊長だ。ちなみに、アンドレと同い年だぞ。よろしくな!」


楽し気にポーズを取り続けるアレクサンドル。

その様子は、さながらヒーローアニメの登場人物である。

ヴェーヴからすると、ただの変な人だが・・・。


「俺はユーグ・ルフェーブルだ。6番隊副隊長。俺の美しさにひれ伏せ!」


次に口を開いたのも、これまた変な人である。

髪をかき上げながら、そんなことを言うのだ。

プラチナブロンドの髪に青紫の瞳、という珍しい色合いだが・・・。


ヴェーヴがどうしたらいいのかと、おろおろしてると、双子が耳元でひっそりと告げる。


「あの2人はおバカ2人組として通ってるんだよ。」


「だから、気にしなくていいよ。」


「ま、それを流したのは、私たちなんだけどね!ね、ジュリアン!」


「うん、カミーユ。」


にやにやと顔を見合わせている双子の奥では、まだ2人が謎のポーズを取り続けていた。

これからものんびり投稿していきます!

ちょこちょこ覗きに来てください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ