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第64話 隊長たちの心の内

第64話です。

楽しんでいってください!

 アルマンが席に座ると同時に給仕が始まった。

食事が始まると、空気が弛緩し、がやがやと騒がしくなる。

一部の人は酒をあおり、大量の料理に手を付ける。

そのほかの者も何やら楽し気に話を始めていた。



 ヴェーヴはアルマンに世話を焼かれ、ノノとおしゃべりをしながら食事を進める。

そんな中、ヴェーヴのことを観察する多くの視線が飛び交っていた。

その視線の主は――アルマンとノノを除いた、円卓についている光の騎士団の団長と副団長たち8人。

そこに込められている感情もそれぞれ異なっていた。


 すでに顔を合わせたことがあるヴェロニクとジョルジュはアルマンとノノにかまわれているヴェーヴをほほえましく見つめ、どこか落ち着いた雰囲気を醸し出している。

2人の前にはすでに大量の酒瓶が転がっていたが。



 『思ってたよりちびっこいね!ジュリアン!』


『そうだね、カミーユ。』


と顔を寄せ合ってにやにやしているのは、一見しただけでは見分けがつかないほどそっくりな双子。



 『・・・いい子そうだな!』


『隊長に気に入られているのか・・・まあ、僕ほどではないだろうがな!』


双子の隣でそんなことを考えながら何やら楽し気に酒を酌み交わしているのは、円卓に並んでいる者たちの中でも特徴的な2人。

黒い眼帯をした紺色の髪の男性。

もう一方は、プラチナブロンドのよく手入れされた髪を頻繁に触っている男性。

・・・どちらも顔は整っている。



 そんな騒がしい面々の中で目立っていたのは静かに食事を進めるラナと、女性と見間違うほど端正な顔をしている男性。

ラナはヴェーヴ、というより、ノノにちらちらと視線を向けていた。

男性は気になる、という気持ちを顔に出しながら、ヴェーヴのことを観察していた。




 今の時点で、ヴェーヴについて、騎士団が把握していることは極めて少ない。

だから、警戒されても仕方ない、のだが――この円卓を囲んでいる者たちはそんな様子を見せない。

ある者は微笑ましく、またある者は興味津々でヴェーヴを見つめている。

その余裕は、ここが光の騎士団――人間側の軍で最強と言っても過言ではない団の駐屯地であるからだろうか。

これからものんびり投稿していきます!

ちょこちょこ覗きに来てください!

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