第6話 深紅の瞳
第6話です。
楽しんでいってください!
「・・・ど、どなたですか?」
ヴェーヴは少し不安そうな表情で、そう問いかけた。
「なんで人間がこんなとこに・・・。」
女の人はヴェーヴの声を無視して考え込むように眉を寄せている。
「あ、あの!し・・・リリスさんは留守なので、今日、喫茶店はお休みなんですけど・・・。」
「ええ。知ってるわよ?」
その人の落ち着きはらった様子でそう言った。
この人、なんで来たんだろ・・・。
「そんなことより、あんたはなんでこんなとこにいんの?人間でしょ?ここ、魔女の喫茶店なんだけど。」
不意に女の人がヴェーヴに顔を近づける。
ヴェーヴは身体をこわばらせ、女の人の視線から逃れるように目をそらす。
「え、えっと・・・僕、両親に捨てられて森の中で倒れてたとこをリリスさんに助けてもらって、それからこの喫茶店で雇ってもらってます・・・。」
「ふーん・・・。」
女の人は険しい表情でこちらを見つめ、何かを考え始めた。
な、なんだろ・・・。
ヴェーヴが落ち着きなく視線をきょろきょろと動かす。
すると、その人の表情がほんの少しだけ和らいだ。
「軍の人間ではないわね。なら、大丈夫かしら・・・。」
「すみません!さっき言ってた魔女の喫茶店ってどういう意味ですか?」
「ん?ああ、そのままの意味よ。リリスも、私も、魔女。」
「そうなんですね!」
素直に返したヴェーヴに、予想外、というふうに女の人は目を丸くした。
「・・・あんた、魔女が怖くないの?魔女に関わると災いが起こるとか言われてるみたいだけど。」
「確かに、そんなことは聞きました。でも、魔女でもリリスさんは僕に優しくしてくれた。恩人で、師匠です!そんなこと、関係ないもん!」
ヴェーヴの言葉を聞いた女の人の反応は・・・?
これからものんびり投稿していきます!
ちょこちょこ覗きに来てください!




