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第29話 温室にて

第29話です。

楽しんでいってください!

 「どうぞ。」


ヴェーヴはガブリエルに差し出されたカップを受け取る。

通された温室には、暖かい日の光を浴び、青々とした葉を茂らせた植物と甘い香りのする花々で満ちている。


「さて、君には色々聞きたいことがあるんだよ。・・・何から話してもらおうかな?」


リリスにそっくりの穏やかな笑み。

けれど、その奥にどこか冷たい雰囲気が漂っている。


「まずは、君のことを教えてくれないかい?リリスが拾ったということしか知らないんだ。」


温室の植物がかすかにざわめき、日の光が雲で遮られたように、あたりが翳ったように感じた。

ヴェーヴは、リリスとの出会いを話した。


「ふむ・・・。大変だったんだね。」


先ほどまでの冷たい雰囲気が嘘のように消え、温かい穏やかな笑みを浮かべた。


『筋は通っている。・・・よく考えたら、リリスがそんな初歩的なミスをするわけがないか。』


「・・・?」


ヴェーヴは首を傾げ、ガブリエルを見つめる。


「なんでもないよ。」


ガブリエルは、ごまかすように首を振った。



 その後も、2人でお茶会は続いた。


ガブリエルさんのリリス自慢。

今までの暮らし――。


楽し気に、生き生きとリリスのことを話すガブリエルが冷たい気配をまとうことは、もうなかった。

これからものんびり投稿していきます!

ちょこちょこ覗きに来てください!

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