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第21話 月影

第21話です。

今回はラヴィ視点です!

楽しんでいってください!

 はあ・・・。退屈ね。


どのグループでも同じような話ばかり。

いい加減、飽きてきた。

新しい服の流行、誰が婚約したのか、誰が昇進したのか・・・。

有用な情報といえば、改革について聞けたくらいだ。

こいつらは「戦場の現実」なんて全く知らないし、興味がないらしい。


「ラヴィアン殿、もう限界かい?先ほどからグラスのワインが減っていないが?」


ああ、本当に面倒・・・。

ここにいても時間の無駄ね。

さっさと切り上げて2人のところに戻ろう。


「少し酔ってしまいましてね。少し外で風に当たってきます。」


「おや、それは残念。戻られたらぜひご一緒に。」


軽く会釈をしてグラスを置き、男性たちの視線を背中に感じながらテラスに向かった。



 テラスは思っていたよりも涼しく、静かだった。

薄いカーテンの隙間からかすかに音楽と笑い声が聞こえる。


ようやく息ができるわ・・・。


ラヴィは月を見上げて一息ついていた時、テラスの奥に気配を感じた。

目を凝らしてみると、金髪の女性がラヴィに背を向けるように立っていた。


「すみません。お邪魔ですか?」


女性はゆっくりと声をかけたラヴィを振り返り、強い意思のこもった金色の瞳でじっと見つめる。

その瞬間、ラヴィの背筋がわずかに冷えた。


・・・まさか、ばれた?魔力の気配は消してたつもりなんだけど。


直感。

隠していることをすべて見抜かれたような錯覚に陥る。

女性はゆっくりと瞬きをしてから、おもむろに口を開いた。


「いえ、大丈夫です。私は休憩していただけですから。ごゆっくりどうぞ。」


そう言ってワインを一口飲み、テラスを出ていく。


はあ・・・。あれは確実に軍の人間ね。・・・シャシャたちに聞いたらわかるでしょ。


ラヴィは肩をすくめて息を吐き、少し仮面を整える。

自分が得た情報を整理しながら、集合場所へと足を向けた。

これからものんびり投稿していきます!

ちょこちょこ覗きに来てください!

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