第16話 幻形
第16話です。
楽しんでいってください!
リリスと買い物に行ってから、3週間。
今日はリリスがラヴィさんとシャシャさんと3人で出掛ける日。
朝から2人が喫茶店に来て、騒がしく何かの準備を進めている。
「なんであんたは実家からドレスの1枚や2枚、持ってこなかったのよ⁉」
「まあまあ。」
「申し訳ございませんでした・・・。」
「それにしても!サイズが私とほとんど同じでよかった。丈を調整すれば済むしね。」
そんなことを言いながらラヴィとシャシャは作業を続けていく。
「「完璧!」」
「わぁ!師匠すっごく似合ってる!」
「ふふっ。ありがとう。」
リリスは深緑、シャシャはロイヤルブルー?のドレスを身にまとい、ラヴィは黒の燕尾服を着ていた。
・・・そう、燕尾服である。
えっ・・・?ラヴィさん、なんでその格好⁉
驚いたヴェーヴは思わずシャシャへと視線を向ける。
それに気づいたシャシャはリリスとラヴィが何か話してる間に、まるで秘密の話をするかのように耳打ちした。
「見た目は魔法で変えられるのよ。」
「へー!魔法ってすごいね!」
「そろそろ出発しましょうか。ラヴィ、魔法をお願いね。」
「わかってるわよ・・・。『幻形』!」
ラヴィがどこからか杖を取り出してそう唱える。
すると、リリスとシャシャ、ラヴィの耳がヴェーヴと同じように丸くなる。
もう一度唱えると、今度はラヴィの姿が男の人のように変化した。
すごい!初めて見た!
ヴェーヴはあこがれるように、目を輝かせてラヴィを見つめる。
「ふふっ。私は普段、魔法を使わないからね。」
「何言ってんの。この喫茶店の周り罠d
「行ってきます。」
リリスはラヴィの言葉を遮るように、手を振った。
「3人とも、行ってらっしゃい!」
ラヴィが顔をしかめ、腕をさすっているのに気づいた人は、誰もいなかった。
ヴェーヴ抜きで3人が出掛けます!ドレスで・・・。どこ行くんでしょうね?
次回はリリス目線です!
これからものんびり投稿していきます!
ちょこちょこ覗きに来てください!




