第6話 英国海外派遣軍
サラエヴォでの一発の銃声は、世界を巻き込む世紀の大戦争となった。
フランツ・フェルディナント大公夫妻の暗殺事件は重大事ではあるが、それが世界大戦にまで発展してしまうとは、恐らく当時の人は想像もしていなかったことであろう。いささか極論であるが、集団的自衛権がマイナス方向に作用してしまった一例といえる。
ドイツは、史実通り8月の1日と3日にそれぞれロシアとフランスに宣戦布告をおこなっており、事前に計画されていたシュリーフェン計画に沿って行動を開始していた。同月6日には、大規模な部隊の移動が開始され、1日あたり550本の列車がライン川を渡り、同月12日までには150万もの大兵力が進撃に備えていたのである。
無論、そのような空前の規模の部隊移動を完全に秘匿することは不可能であった。MI6が、戦前に膨大な予算をかけて再編した諜報網は有効に機能しており、有線電話、無線電信、伝書鳩などあらゆる手段を使用してドイツ軍の動きは逐一本国へ送られていたのである。
これに加えて、対独宣戦布告後に英国はドイツの海底ケーブルを切断していた。
以後のドイツは、海外との通信を無線か英国経由の国際ケーブルを使うしか手段が無かったため、必然的に無線通信の暗号化を迫られた。しかし、ドイツが苦心して作成した暗号無線は、政府暗号学校で傍受されて、片っ端からパラメトロンコンピュータで解読された。なお、史実で有名なツィンメルマン電報の解読も、この世界では政府暗号学校で成されている。
ツィンメルマン電報は、第1次大戦中にドイツ外相アルトゥール・ツィンメルマンが、メキシコ政府に急送した電報である。その内容は、アメリカ合衆国が参戦するならば、ドイツはメキシコと同盟を結ぶというものであり、メキシコにアメリカを攻撃させることにより、アメリカの目をメキシコに向けさせてヨーロッパ戦線から目をそらさせることが目的であった。史実では、英国の暗号解読能力がバレないように工作してからアメリカに電報を渡すことにより、アメリカ参戦の要因となった。
しかし、戦争を短期で決着させたい英国は、アメリカに電報を渡す気は無かった。アメリカの裏庭である南米の政情を不安定化させて、ヨーロッパ戦線に目が向かないように仕向けてさえいたのである。
アメリカ国内における工作も積極的におこなわれていた。
MI6は、アメリカの新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストに接触して、資金と情報を提供していた。ハーストは、以前より第一次世界大戦へのアメリカ関与に反対しており、英国にとって都合の良い人物であった。彼の新聞が、戦場の悲惨な現状を脚色して報道したことにより、アメリカ国民の厭戦気分が助長されていったのである。
英国のドイツへの宣戦布告から3日後。
ジョン・フレンチ将軍率いる英国海外派遣軍(British Expeditionary Force、BEF)はドーバーを渡り、フランスの地を踏んでいた。
円卓関係者の努力とテッド・ハーグリーヴスのチートによって、BEFは大幅な変貌を遂げていた。史実の4個師団から3個師団に縮小されてはいたが、兵力の縮小による戦力低下は大幅な質の向上によってカバーされていたのである。
BEFは、史実における序盤の撤退戦を考慮したため、機動力が最大限に重視されていた。全ての歩兵部隊が自動車化された機械化歩兵師団であり、その機動力は当時の軍事常識を覆すものであった。
史実とは異なり、この時期に完全な自動車化が成されたBEFであるが、3個師団で必要とされる車両の数は膨大であり、実現には予算はともかく、生産の面で多大な懸念があった。短期間に数百台もの自動車を生産するには、当時の英国で未だ主流であった工業制手工業ではなく、マスプロ技術の導入が不可欠だったのである。
1908年にアメリカで生産が開始されたフォード・モデルTは、史上初のマスプロ技術、いわゆるフォード・システムを導入して生産された自動車である。フォード・システムは、複数のベルトコンベアによる流れ作業をシンクロさせて実現される画期的な大量生産技術であり、従来とは比較にならない大量生産とコストダウンを実現する手法であった。
円卓もフォード・システムの利点を認知しており、戦前より製造現場に導入してみたのであるが、お世辞にも成功したとはいえなかった。理屈は分かっていても、いざ現場に組み込むとなると専門知識が不可欠であった。不幸なことに、円卓の紳士&淑女にマスプロ技術に精通した人材がいなかったのである。
マイスター気質なドイツほどではないにしても、当時の英国では職人が幅を利かせているのも問題であった。フォード・システムでは、生産ラインを着実に動かすことが優先され、労働者は生産ラインの進行ペースに遅れることなく、刺激を伴うことのない単調な作業を休みなく続けなければならなかった。これは職人にとって苦行以外の何物でもなかった。
結局のところ、英国でマスプロ技術が本格的に導入されるのは第1次大戦中期までずれ込んだ。英国フォードの建設した工場に、技術者を派遣してノウハウを吸収させることで、ようやく実現することになるのである。
なお、肝心の自動車調達であるが、国内の自動車メーカーを総動員して、なんとか納期に間に合わせた。不完全だったとはいえ、フォード・システムはそれなりの威力を発揮しており、零細企業が多い英国の自動車産業でもかなりの台数を製造出来たのである。
最も生産されたのは、オースチン 15HPを軍用に仕様変更したモデルであった。この車両は、商用として配達などに使用されているキャブオーバータイプのトラックであり、車体を共通化して他の自動車メーカーでも生産し、国内のコーチビルダーで荷台を用途に応じて架装することによって、多目的に運用された。兵員輸送トラックとしての用途が主であったが、大戦中はタンクローリーや給水車もかなりの数が生産された。
15Pに比べると少数ではあるが、偵察任務向けにロールスロイス装甲車も生産された。史実同様にシルヴァー・ゴーストをベースに改造されたモデルであり、武装はオリジナルのヴィッカース重機関銃ではなく、テッドが召喚したブローニングM2重機関銃を円卓技術陣が解析して、量産化したモデルが搭載されていた。
BEFに配備された重砲は、空気タイヤ装備のBL 8インチ榴弾砲 Mk6牽引砲であり、自動車による高速牽引が考慮されていた。しかし、機動戦を主眼としていたため、陣地転換に時間のかかる重砲の配備は現時点では少数であった。重砲の火力が当てにできない以上、歩兵に可能な限りの火力を持たせることは必然であった。
火力増強の一環として、真っ先に装備更新されたのが小銃であった。
BEFで制式採用されているRifle No.4 Mk3は、名前こそリーエンフィールド小銃の系譜であるものの、中身は完全に別物であり、史実の分類でいうならば、ボルトアクションライフルではなくバトルライフルであった。
Mk3ライフルは、円卓の技術陣が再現したRifle No.4 Mk2を、テッドが召喚したスプリングフィールドM14を参考にして自動小銃化したモデルである。参考にしたM14と違い、使用する.303ブリティッシュがリムド弾薬のため、バナナ型マガジンが採用されていた。
Mk3のベースとなったMk2ライフルは、従来モデルに比べて構造的に大量生産向きである反面、全体の構造強化により重くなっていた。Mk3は自動小銃化に伴い、さらに重量が増したのであるが、重量は5kg以下に抑えられており、歩兵用小銃としては及第点であった。
ちなみに、史実における同様のコンセプトとして、チャールトン自動小銃が存在するのであるが、こちらは軽機関銃の代替を意図したためか、フルオート射撃が安定しておこなえる利点があったものの、銃本体のみで7.3kgと兵士が携行するには重過ぎるシロモノであった。
この新型銃はBEFの兵士達に好評であった。
ボルトアクションしなくても連射が可能なため、照準に集中出来るのが主な理由である。
そもそも、ベースとなったリーエンフィールド小銃は、独自のボルトアクションによる素早い再装填により、熟練した兵士ならば2秒に1発で連射が可能であった。史実でも機関銃の代わりに弾幕を張ってドイツ軍を撃退した逸話があるくらいである。
当時の英国ライフル兵は、いい意味で狂っており、マッドミニット(気が狂った1分)という300ヤード離れたターゲットに1分以内に15発撃ちこむという訓練を実施していた。そんな彼らであるから、より速射可能(毎分700発)な小銃があれば、使わない手は無いのである。これには、未来のパワー厨なおっさんも大満足であろう。まさしく弾幕はPOWWWWWEEEEEEEEEEEEEEEERRRRRRR!!!!!!なのである。
歩兵に支援火力を付与するために、Mk3ライフルにはライフルグレネードも用意されていた。これはテッドの仕業ではなく、円卓の技術陣が再現したものであった。史実では、第二次世界大戦中に用いられた英国の対戦車小銃擲弾であり、制式名称は擲弾、小銃No.68/AT(Grenade, Rifle No.68/AT)である。最初期のHEAT兵器なためか弾頭の設計は単純なもので、理想的な状態で着弾した場合、52mmの装甲板を貫通可能であった。しかし、この時代にそんな装甲を持った戦車は存在しないわけで、直撃させればオーバーキル間違い無しであった。
Mk3ライフルは、ベースとなったMk2、さらにそのベースとなったRifle No.4 Mk1と同じく専用に設計されたスパイク・バヨネットが装着可能であった。見た目は先端がマイナスドライバーのように尖った棒であり、兵士からは「豚を突付く棒」だとあだ名され、評判は芳しくなかった。そのため、第1次大戦後に刃が付いた一般的な形の銃剣が開発・支給されたのであるが、スパイク・バヨネットも引き続き使用された。
第1次大戦時の歩兵戦術は銃剣突撃が基本であったが、BEFにおける銃剣突撃は最後の手段であった。しかし、それはBEFが銃剣突撃を軽視していることを意味しなかった。最大限の効果を発揮するべく、周到な制圧射撃してから銃剣突撃を敢行することになっていただけの話である。
敵陣地に対する制圧射撃を容易にするため、BEFではブレン軽機関銃が配備されていた。これは例によって例の如く、テッドが召喚したブレン軽機を円卓技術陣が解析して量産化したものである。
使用弾薬は.303ブリティッシュであり、Mk3ライフルと弾薬は共通化されていた。弾薬だけでなく弾倉にも互換性があり、Mk3ライフルでブレン軽機の弾倉を使用することが可能であった。Mk3ライフルに、ブレン軽機の30連ロングマガジンを装着するとかなりの重量になるのであるが、戦場において応急的に弾幕を張るために度々使用されることになる。
ブレン軽機は、信頼性も高く可搬性に優れた軽機関銃であったが、弾倉を使用しているため射撃の持続性に問題があった。そのため、長時間の射撃には、ベルト給弾で長時間の射撃が可能なM2重機関銃が使用された。無論、テッドの召喚と円卓技術陣の合わせ技で量産化されたものである。
M2は信頼性は折り紙付きであったが、その重量故に陣地に据え付けるか、ロールスロイス装甲車のように車載化して使用された。しかし、ロールスロイス装甲車は車体が大きすぎて目立つために、制圧射撃時にドイツ兵に集中的に狙われる恐れがあった。そもそも、偵察目的の希少な装甲車を制圧射撃に用いることは論外であり、より軽便で機動力と隠蔽に優れた小型な機銃運搬車両が求められたのである。
カーデン・ロイド豆戦車は、そんなBEFの要請に基づいて円卓の技術陣によって開発された。豆戦車の集大成ともいえるMk6の仕様が再現されており、大戦中は、砲牽引車、煙幕車、補給車、小型牽引車など様々な用途に用いられることになる。なお、戦後になってから海外へ大量に輸出したモデルは、M2ではなくオリジナルのヴィッカース重機関銃を搭載したモンキーモデルであった。史実と同じく、各国で独自の進化を遂げることになるのであるが、それは後の話である。
当時の軍事常識を覆す機動力と火力を手に入れたBEFであったが、その運用には莫大な燃料と食糧弾薬が必要であった。そのため、BEFには師団司令部直属の輸送部隊が編成されており、作戦行動に必要な物を手配し、必要な場所に迅速に配置することで、少しでも作戦行動の制約を減らすことに努力が払われたのである。
BEFの輸送部隊は、基本的に敵地を行動するため、常に危険に晒されていた。
輸送計画は、敵情を把握したうえで慎重に定められていたが、それでも危険なことには変わりなく、いざというときは補給物資を捨てて逃げることも容認されていた。もっとも、当時の軍隊の移動は歩兵メインの徒歩であり、たとえドイツ軍に捕捉されたとしても高度に自動車化された補給部隊に追従することはまず不可能であったが。
輸送部隊が輸送する物資は多岐にわたり、燃料弾薬はもちろんのこと、兵士の食糧も輸送したのであるが、食糧はそのまま輸送すると嵩張るため、機動戦を実現するにあたって、なんらかの解決手段が求められていた。この問題を解決するにあたり、円卓では史実米軍に範をとったレーションを開発したのである。
BEFで試験的に採用されたレーションは3種類存在した。
史実米軍と同じく基地やキャンプで食べるAレーション、戦地のフィールド・キッチンで纏めて調理したり、後方より運搬して提供するBレーション、これに加えて、戦地で温食の配給が出来ない事を前提として配給される一般兵士向けのCレーションがあった。
BEFは基本的に敵地内での行動が基本となるため、必然的にBとCレーションがメインであった。二つとも史実と構成はほぼ同じであるが、コーヒーの代わりに粉末のインスタント紅茶が入っていたり、ミート缶の中身にうなぎのゼリー寄せや、ブラックプティングが入っているのが相違点である。
レーションはBEFの兵士達に概ね好評をもって迎えられた。
英国人の味覚は産業革命時に破壊されているので、味に関しての苦情は殆ど出なかった。手軽にカロリーを補給出来るとむしろ絶賛されたくらいである。唯一の不満点は紅茶の味とスナックの種類不足であり、英軍に制式採用されるにあたっては、紅茶のティーバッグ化とスナックの充実化が図られることになる。
BEFには、実験部隊の側面もあった。
実戦で新戦術や新兵器を試し、その成果をフィードバックすることで、英軍全体の速やかな近代化を図るためである。そのため、予測不能な事態に臨機応変に対応出来るであろう実戦経験豊富な指揮官が多く配置されていた。部隊の一兵士レベルでも実戦経験者が豊富に存在しているのがBEFの強みであった。
意外なことであるが、実戦経験者を確保するのは、英軍にとってさほど難しいことではなかった。海軍が、世界最大最強のロイヤルネイビーを擁する一方で、陸軍は小規模であったが、広大な植民地での治安維持や紛争鎮圧を経験しており、大陸諸国の軍隊では経験したことのない多様な実戦を経験していたのである。
BEFの弱点は、現場指揮官が大会戦における大部隊の指揮には慣れていない点であった。これについては、参謀に円卓のスタッフを入れることと、史実よりも大幅に強化された通信技術、さらにMI6が張り巡らせた諜報網によってカバー出来る目算がたっていた。しかし、BEFが当時の常識を超える精強ぶりを発揮したとしても、規模が違い過ぎるドイツ軍と真っ向からぶつかることは自殺行為であった。円卓もそのことを理解しており、BEFの戦略は自軍の損害を抑えつつ、第1次大戦序盤のフランス軍の撤退を支援して速やかに塹壕戦へ移行することであった。
BEFの基本戦術は、ドイツ軍が攻撃してくれば、機動力を活かして撤退し、退けば送り狼で進軍の邪魔をするヒットアンドアウェイ戦法であった。円卓の史実知識とMI6の敵軍情勢報告によって、初めて可能となる戦術であり、それだけに極めて有効な戦術であった。同時に、ドイツ軍の指揮官のヘイトを集めまくることにもなり、後々にまで戦況に影響することになる。
以下、今回登場させた兵器のスペックです。
オースチン 15HP 軍用モデル
全長:4.43m
全幅:1.62m
エンジン:4気筒 2.5リッター 15馬力
速度:40km/h
オースチンが生産していた商用車を軍用に仕様変更したモデル。
オリジナルよりも荷台が1m延長されている。主に兵員や弾薬食糧輸送に使用されたが、荷台にタンクを架装してタンクローリーや、給水車としても運用された。
ロールス・ロイス装甲車
全長:4.93m
全幅:1.93m
全高:2.54m
重量:4.7t
速度:72km/h
行動距離:240km
主砲:ブローニングM2重機関銃
装甲:12mm
エンジン:水冷6気筒ガソリンエンジン 80馬力
乗員:3名
円卓の技術陣が再現したオリジナルのロールスロイス装甲車。
テッドの召喚スキルで入手したM2重機関銃を円卓技術陣が解析して量産したモデルを砲塔に装備。
BL 8インチ榴弾砲 Mk6
口径:203.2mm
重量:3,400kg
砲身長:2,990mm
仰俯角:-4°~+50°
左右旋回角:8°
射程距離:9825m
史実のBL 8インチ榴弾砲 Mk6そのもの。
テッドが召喚したものを、円卓が解析して量産化したモデル。
空気タイヤ装備で自動車による高速牽引が可能。
Rifle No.4 Mk 3
種別:バトルライフル
口径:0.303インチ(7.7mm)
銃身長:25.2インチ(640mm)
使用弾薬:.303ブリティッシュ(7.7mm×56R)
装弾数:15発
全長:44.5インチ(1130mm)
重量:4600g(弾薬除く)
発射速度:毎分700発前後
銃口初速:744m/s
有効射程:1000ヤード (約918m)
自動小銃化したリーエンフィールド小銃。
円卓が再現したRifle No.4 Mk2を、テッドが召喚したM14を参考にして自動小銃化したモデル。後のアサルトライフルに比べると重く、威力も過大であったが、塹壕越しに撃ち合いする際には、その威力と火力が重宝された。
No.68AT擲弾
種類:対戦車小銃擲弾
重量:894g
弾頭:リッダイト、ペントライトもしくはRDX/蜜蝋
炸薬量:156g
信管:着発
円卓技術陣が再現したMk3ライフル用のライフルグレネード。
史実ではWW2時に英軍が採用していたライフルグレネードであり、最初期に使用されたHEAT兵器。
理想的な状態で着弾させると52mmの装甲板を貫通可能であるが、この時代にそんな装甲厚を持った戦車は存在しないので、もっぱら歩兵の支援火力として使用された。
ブレン軽機関銃
種類:軽機関銃
口径:0.303インチ(7.7mm)
銃身長:635mm
使用弾薬:.303ブリティッシュ(7.7mm×56R)
装弾数:30発
全長:1156mm
重量:10.35kg
発射速度:500~520発/分
銃口初速:747.3m/s
有効射程:600ヤード(約550m)
史実のブレン軽機そのもの。
テッドが召喚して円卓技術陣が解析、量産化したモデル。性能はMk1準拠。
ブローニングM2重機関銃
種類:重機関銃
口径:12.7mm
銃身長:1143mm
使用弾薬:12.7x99mm
装弾数:ベルト給弾
全長:1645mm
重量:38.1kg(本体のみ)
発射速度:485~635発/分
銃口初速:887.1m/s
有効射程:2000m
史実のM2そのまんま。
ブレン軽機と同じく、テッドが召喚して円卓が解析量産したモデル。
とにかく、タフで使い勝手が良いので、後々にまで使い倒される。
バトル・オブ・ブリテンでも戦闘機用機銃として採用された。
主人公がいっさい出てこない…(;^ω^)
まぁ、彼の出番は当分無いのでしょうがないのですが。
次回から本格的な戦闘となります。
あまり期待せずにお待ちくださいm(__)m