第43話 正太郎
「……なるほど。彼らと接触したいと」
「あぁ。難しい頼みだとは思っているが」
帝都は霞が関のビルディングの一室。
室内に置かれた調度品は、主張が控えめながらも気品漂う品ぞろいであり、部屋の主の地位と立場を物語っていた。そんな部屋で語らう二人の男。
「こんなところにまで押しかけてきて今更だろう。相変わらずだな貴様は」
「性分なんでな」
シドニー・ライリーはふてぶてしい笑みを浮かべる。
対面している男は思わずため息をついた。
「それと出世祝いも兼ねてる。まさかモトジローがJCIAの局長さまになるとはな」
「諜報の重要さを理解してくれた平成会のおかげだ。俺は彼らを売るような真似は断じてせんぞ」
シドニー・ライリーに凄む明石元次郎。
彼はシドニー・ライリーの戦友であり、現在は一線を退いてJCIAの局長として辣腕をふるっていた。
「コンタクトを取るのは俺じゃない。とある男を引き合わせて欲しいんだ」
「……ドーセット公か?」
「話が早くて助かる。まだ鈍ってはいないようだな」
明石はシドニー・ライリーに比肩する超一流のエージェントである。
史実における二人の諜報活動は、ロシアの内部崩壊を誘発させて日露戦争に勝利する要因となった。この世界では、さらにえげつないことをしてロシアの国力を削っていたのであるが、ここでは割愛する。
「うちの実働部隊の指揮権を平成会の幹部に預けている。作戦内容は極秘だが、それでも漏れてくる情報から類推すると、ドーセット公に執着しているとしか思えない」
「噂に聞くJCIAの仕事とは思えない稚拙さだったが、そういうわけだったのか」
「既に腕利きのエージェントをダース単位で病院送りにされている。平成会への義理で協力しているが、さすがにこれ以上は座視出来ん」
優秀なエージェントを育成するには、とにかく金と手間と時間がかかる。
設立されて歴史が浅く人材の層が薄いJCIAならばなおさらである。明石としては、これ以上の実働部隊の消耗は是が非でも避けたいところであった。
「では協力してくれるのか?」
「あぁ。会談の場はこちらでセッティングしよう」
「助かる」
「代わりと言ってはなんだが、こちらからも頼みがある」
深刻な表情となる明石。
彼の口から語られた平成会の実情に、シドニー・ライリーは頭を抱えることになる。
(ここが坊やが最後に確認された場所か)
帝都の中心からやや外れた、未だに江戸時代からの家屋が多く残る区画。
先日の火災で騒然となった場所であるが、官憲による現場検証も済んでからは元の静けさを取り戻していた。
個人的なコネで平成会との会談にこぎ着けたシドニー・ライリーであるが、肝心の本人がいなければ始まらない。そんなわけで、彼の所在を確認させたのであるが、確認された最後の場所が此処だったのである。
(まさかくたばっているわけは無いと思うが、どうしたものか……)
このような状況であっても、彼はテッドが死んだとは欠片も思っていなかった。
個人レベルにおける戦闘能力は一流であるし、何よりも悪運が強い。危惧しているのは別のことであった。
(最悪、平成会に寝返ったケースを想定する必要があるか)
テッド・ハーグリーヴスの中身が、21世紀から逆行した日本人であることを知る数少ない人間であるシドニー・ライリーにとって、彼が平成会に寝返った可能性を排除することは出来なかった。
(とはいえ、ぼーやが裏切るのは想像出来んがな)
彼はさりげなく視線を傍に佇むメイドへ向ける。
表面上はいつもの鉄面皮であるが、それなりにつきあいの長いシドニー・ライリーは、激情が渦巻いているのを察知していた。
(あれが寝返ったなら、メイドが放っておくわけがない。仮にそんなことをしたら、地の果てまで追うことだろうし)
ある意味、テッド以上に厄介なのがマルヴィナである。
テッドに対する愛が重すぎる彼女は、ありとあらゆる手段を用いて彼を取り戻そうとするであろう。その時に生じる物的・人的被害を想像出来ないし、想像したくもなかった。
テッドが行方不明なことを伝えても、彼女は露骨に表情に出すことは無かった。
より正確に表現するならば、感情の吐き出し方が分からないといったところであろうか。
マルヴィナの溜まりに溜まった感情が解放されたとき、その奔流の行き先は言わずもがなである。遠からず確定している未来の惨状に対して、シドニー・ライリーはテッドに深く同情していたのである。
「大阪に在庫がある? なら今日中に持ってこい!」
『無茶言わんでくださいよボス!? 特急列車でも半日はかかるんですよ!?』
「飛行機があるだろう! 金に糸目を付けんからとにかく持ってこい。この注文を損ねるわけにはいかんのだ!」
火災現場での調査が不発に終わり、仕切り直すべくN・M・ロスチャイルド&サンズの日本支店へ顔を出した二人が見たものは、電話に怒鳴るチャールズ・ロスチャイルドであった。
「……お見苦しいところをお見せしました。申し訳ない」
「いや、商売繫盛で結構なことですな」
「英国大使館からの緊急の注文が入りましてね。その対応に大わらわですよ」
疲れた表情で語るチャールズ。
これだけなら単なる愚痴なのであるが、『英国大使館』と『緊急』というワードをシドニー・ライリーは聞き逃さなかった。
「なかなかに興味深いお話ですな。ひょっとしたら、こちらが追っている案件に関係しているかもしれません。詳細をお話願えますか?」
「こういうものは外部の者には話せないのですが、お仕事ということでしたらやむを得ませんな。こちらをどうぞ」
デスクから取り出された発注伝票の冒頭には、『Top priority』(最優先)のスタンプが押されていた。
「……どう思う?」
「何らかの事情で、召喚魔法を使わざるを得ない状況に陥ったのだと思う。そしてショタ化して大使館に保護されたのかも」
手渡された伝票をマルヴィナにも見せるシドニー・ライリー。
伝票には子供用の服や靴、その他雑貨類が大量に列記されていた。
「……ぼーやの召喚魔法や、それに伴うショタ化を大使館の連中は知らないはずだ」
「全くの偶然の可能性が。火災現場に居たら焼け出されたのと勘違いされても不思議じゃないわ」
チャールズに聞こえないように小声で語らう二人。
二人は、テッドの置かれた状況をほぼ正確に推理していた。
「平成会との会談に期日の猶予が無い。一刻も早く元の体型に戻ってもらう必要があるわけだが……」
「任せて。わたしの愛の力で元に戻すわ」
「……いろいろと言いたいこともあるんだが、今はそれに頼るしか無いんだよなぁ」
ため息をつくシドニー・ライリー。
ショタ化を戻すのにS〇Xするとか馬鹿馬鹿しいにも程があるが、魔法なのでしょうがない。
「大使館から連れ出すのは一筋縄ではいかないだろう」
「普通に潜入すれば良いじゃない。大使館の警備なんてザルなんだし」
警備が厳重な大使館をザル扱いするマルヴィナ。
ショタコンとヤンデレを拗らせていても、彼女もまた超一流のエージェントであった。
「潜入するだけならともかく、ぼーやを極秘裏に連れ出す必要があるんだぞ?」
「逆に考えるのよ。堂々と連れ出せば良い」
「おい、まさか……」
彼女の考えを察して絶句するシドニー・ライリー。
「確かにその方法ならば大手を振って表から出れるが、いやしかし……」
「見敵必殺よ。見つける、ハメる、元に戻す。簡単じゃない」
手段を択ばないのであれば、呆れるほどに有効な作戦であろう。
そして、時間が無い現状では手段を選ぶ余裕などあるはずも無かったのである。
「体調はどうかな?」
『もう大丈夫です。ありがとうございました』
駐日英国大使館の一室。
その中では3人の男性が会話していた。とはいっても、一人は通訳なので実質二人の会話である。
二人のうち一人は、マウントバッテン卿。
もう一人はシャツにネクタイ、ジャケットに短パンロングソックスという、ちょっと変わった出で立ちの黒髪黒目の少年である。
「それは良かった。ところで、君はこれからどうするんだい?」
『それは……』
先日の火災で偶然近くを通りかかったマウントバッテンは、現場近くで少年を保護していた。彼は金田正太郎と名乗ったが、その他のことについては言葉を濁すだけであった。
(火事で両親を失ったショックで、心に傷を負ってしまったのだね。可哀そうに……)
保護した状況からすればやむを得ないことなのであるが、マウントバッテンの脳内で勝手に悲劇のストーリーが組みあがっていく。
(このまま少年を外へ出しても野垂死にするだけ。ならば引き取って養子として育てるべきだろう。これは人助けなのだから、きっとマリアもわかってくれるはず……!)
いくら何でも話が飛躍し過ぎであるが純粋に善意である。
実際、この時代の孤児に対する扱いは21世紀とは比較にならないくらいに酷い。養子として迎えるのは人道的な扱いなのである。
(それに小さいころから仕込めば僕好みに成長してくれるかも……)
少年の雰囲気が、自分の恋人に似ているので、手元に置いておきたいとか邪なことを考えていたりするが、それでも善意には違いないはずである。多分。
「まだ混乱しているようだね。しばらくは此処のゲストルームに泊まると良いよ」
『で、でも……』
「あぁ、食事のことなら心配無いよ。ちゃんと部屋に運ばせるから」
『……』
口調こそ穏やかであるものの、有無を言わさないマウントバッテンの言葉に何かを感じたのか少年は沈黙する。
「僕は迎賓館に泊まっているので今日は戻るけど、明日じっくりお話しようか。今後のことについてね……」
『あっ、はい……』
にっこり笑ってドアを閉めるマウントバッテン。
この時点で少年は気付く。
(ひょっとして軟禁された?)
閉じられた重厚なマホガニー材のドアの前で少年は茫然と立ち尽くすのみであった。
「倒壊するぞ! 今すぐ離れろーっ!」
「うわぁぁぁぁっ!」
時系列は遡り、3日前の火災現場。
火災で構造が脆くなった家屋がメキメキと音を立てて倒壊していく。消火作業を放棄して蜘蛛の子を散らすように逃げていく。
(うっ、ここは……?)
衝撃で我に返ったテッド・ハーグリーヴスは、身体の自由が利かないことに気付く。
足を動かそうとすると激痛が走る。どうやら骨折しているらしい。
(このままじゃヤバい……!)
1階部分が激しく燃えた結果、倒壊して2階部分が覆いかぶさる形となった。
その結果、テッドの居る2階部分は未だに燃えずに済んでいたが、下から激しい炎と煙に晒されており、延焼するのは時間の問題であった。
(こうなったら一か八か!)
どこの世界の言葉かすら分からないのに、何故か知っている呪文を唱える。
詠唱が進むとともに、床に魔法陣の光芒が浮かび上がり、やがてイメージした物が召喚された。同時に縮む身体。
「……よしっ、動ける!」
ショタ化によって肉体年齢が巻き戻るのであれば、怪我や病気をキャンセル出来るのではないか?賭けではあったが、その仮説が正しかったことが証明されたのである。
(元の姿に戻るまで数日といったところか。この姿だと泊めてくれるところは無いだろうし、野宿するしかないかなぁ……)
ため息をつくテッド。
召喚した服とウィッグ、カラコンを身に着けたその姿は、完全に某ロボット漫画に出てくる少年である。
『君、大丈夫かい?』
ご都合主義というべきか、それとも主人公補正なのか。
途方に暮れるテッドの前に現れたのはマウントバッテンであった。
(タダ飯&宿ゲットっ!)
まさにカモ葱、いや、救いの女神?である。
全力で可哀そうな少年を演じて同情を買い、大使館にゲストとして入り込むことに成功したのであった。
「……ランチをお持ちしました」
『come in……じゃなかった、ど、どうぞ』
英語で返答して、慌てて日本語に言い直すテッド・ハーグリーヴス。
今は日本人少年『金田正太郎』であり、日本語しか話せないという設定である。
日本人からイギリス人に転生したという経緯からか、テッドは生まれながらのバイリンガルであった。おかげで通訳いらずなのであるが、無意識に日本語が口から出てしまうことがあり、隠すのに苦労していた。
大使館付きのメイドが、手慣れた様子で部屋のテーブルにランチを配膳していく。メイドとしては珍しい褐色肌の持ち主である。インド系であろうか。
(……って、マルヴィナっ!?)
危うく絶叫しそうになるのを辛うじて抑え込む。
「……それでは、失礼いたします」
当の本人は、テッドのショタ化&変装には気付いていないようであった。
配膳が終わるとさっさと退室する。
(セーフっ、圧倒的セーフ! これで搾られずに元に戻れるっ!)
心の中で快哉を叫ぶテッド。
それだけショタ体型でマルヴィナに搾られるのはきついのである。快楽という名の拷問とさえ言える。
ただでさえヤンデレで愛が重いのに、ショタコンも拗らせているのである。
捕まったら最後、失神するまで、いや、失神しても延々搾られる。これがエロ同人だったら好きなシチュであるが、自分がそういう目に遭うのは全力でノーサンキューなのである。
「……こちらマルヴィナ。テッドを確認したわ」
人気のない場所で無線機で連絡を取るマルヴィナ。
ショタ体型のアソコの大きさまで把握している彼女にとって、テッドの変装は意味を成していなかった。
『……ぼーやは無事だったか。で、いけそうか?』
「問題無いわ。でも、念のためプランBの準備もお願い」
「了解した」
知らぬは本人ばかりなり。
テッドを絶望のどん底に叩き落す事態が密かに進行していたのである。
「ははは、少年はなかなか面白いね。日本人は皆こうなのかい?」
『そ、そんなことないですよ』
夕食後。
『金田正太郎』は、お忍びで大使館にやってきたマウントバッテンにアフターディナーティーに誘われていた。
ちなみに、アフターディナーテイーは夕食後に頂くお茶の事である。
1日の終わりを迎える前のリラックスタイムであるため、紅茶だけでなくリキュールやブランデーといった強いお酒も合わせて出される。
お菓子もアルコールを引き立てる甘味の強いものやチョコレートなどが添えられることが多く、いわゆる大人の時間というやつである。
「……どうした少年、ひょっとして酔っているのかい?」
『しょ、しょんにゃこと無いですよ~』
穏やかな時間も最初の30分間だけであった。
呂律が回らなくなってきた金田少年を訝し気に見るマウントバッテン。
「おかしいな。アルコールは出していないはずだけど……。ひょっとしてウィスキーボンボンで酔ってしまったのかい!?」
ショタ化したことでテッドのアルコール耐性はミジンコ以下になっていた。
ちょっと強めのウィスキーボンボンを食べているうちに酔っぱらってしまったのである。
「う~ん……」
「しょうがないな。ベッドに運ぶか」
ベッドに横たえられる金田少年。
くねくねと身悶えするその姿は、そっちの気がある人間からすれば襲ってくれと絶叫しているようなものであろう。それはマウントバッテンも例外では無かったのである。
「もう、辛抱たまらん! いただきまーs……」
スーツを脱いでベッドに突撃しようとした瞬間、バチッという音がしてマウントバッテンは気絶した。何時の間にかに忍び寄っていたマルヴィナがスタンガンを使用したのである。150万ボルトの電撃は、問答無用で彼の意識を刈り取っていた。
「……作戦変更。プランBに」
『正門に車を回す。突破出来そうか?』
「問題ないわ」
無線機で作戦変更をシドニー・ライリーに伝えると、眠りこけているテッドを引っ掴む。その寝顔に濡れる――じゃなかった、ときめくものを感じながらも、全力で大使館の正門を目指すマルヴィナ。その様子はまさに目の前にニンジンをちらつかされた暴走馬であり、誰も彼女を阻止することは出来なかったのである。
「ふぅーっ……」
口から出るタバコの煙。
見渡せば豊かな自然が溢れ、満天の夜空には星々が煌めく。大正時代の帝都は手つかずの自然が多く残されており、少し郊外に出るとこういった光景は珍しいものではなかった。
『ふふっ、ふふふっ!? そんなに可愛く悶えてわたしを誘っているのですかテッド!?』
『もう無理!? 限界!? 助けてーっ!?』
そんなロケーションでの一服は、喫煙者にとって至福のものなのであろうが、傍らに停めた車両の不自然な揺れと喘ぎ声、さらに悲鳴が全てをご破算にしていた。荷室の中身が外から見えなくなっているのがせめてもの救いであろう。
(ふむ、日本産の葉もなかなか……)
現実逃避するようにパイプを吹かす。
運転席にいたら気分が悪くなったので車外に退避したのであるが、かえって状況は悪化していた。
(あー、車のクリーニングどうしようかねぇ……)
事が終わった後の惨状を想像すると憂鬱になる。
きっと荷室の中は、体液ベトベトで凄い臭いになっていることであろう。
『うふふふふふ……』
『あぎっ、う、後ろは止めて……!?』
ギシギシアンアンが続くこと3時間。
突如、荷室内で強烈な光が発生して隙間から漏れ出てくる。
「終わったわ。開けてちょうだい」
「あいよ」
荷台を開放したシドニー・ライリーが目にしたものは、マッパで気絶しているテッド・ハーグリーヴス(大人Ver.)であった。やつれてはいたが、呼吸はしっかりしている。命に別状は無さそうである。
「やれやれ、これでやっと平成会との会談が出来るな」
心底安堵するシドニー・ライリー。
実際の交渉はテッドに全権委任されているので、彼の仕事はここまでである。
3日後、JCIAの仲立ちで平成会との会談が実施された。
話し合われた内容は多岐にわたり、英国はもとより日本の行き先にも多大な影響を与えることになる。
以下、今回登場させた兵器のスペックです。
TMM マグナムXバトン Sサイズ
種別:バトン型スタンガン
直径:40mm
全長:280mm
最大幅:55mm
重量:220g
21世紀の史実で市販されている世界最強クラスのスタンガン。
150万ボルトの電圧で、どんな大男でも即座に無力化可能。
本体周辺にも密かに電極が配置されており、スタンガン本体を奪い取ろうと握った瞬間に感電させることが出来るようになっている。なお、マルヴィナが所持していたのはSサイズで、太もものホルスターに隠して所持していた。
※作者の個人的意見
手加減とか気にせずに確実に相手を無力化出来るので、マルヴィナさんのお気に入り装備です。
普段はスカートを履いて太もものホルスターに隠して所持していますが、潜入工作のときなどスカートが履けない場合は腋ホルスターに装備しています。
プランA
大使館の寝室で搾る→元に戻して堂々と玄関から出る
プランB
テッド(ショタ)を大使館から強奪→適当な場所で搾る→元に戻す
どっちに転んでもマルヴィナさんに搾られるテッド君いと哀れ…(泣
恋の両生類は惜しいところまでいったのですが、直前で阻止されました。
これが世界の修正力というやつか…!(違
次回はいよいよ平成会との交渉になります。
平成会の面々とテッド君のハートフルボッコストーリーを乞うご期待?