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ステファニーは、最近エドワードに少しずつ距離をおかれているような気がしていた。
図書館でエドワードを見かけることも少なくなったが、見つけてもエドワードは、ステファニーにきがつかないのか、声をかける前にどこかへ歩いて行ってしまうということが続いた。
しかしステファニーには、なぜエドワードに距離を置かれているか分からなかった。
(どうしたのかしら。私、エドワード様に何かしてしまったのかしら。今度お話した時に聞いてみるしかないわ。)
エドワードに距離を置かれ、ステファニーはとても寂しかった。しかし、あれほど優しくしてくれたエドワードが距離を置こうとしているならそれなりの理由があるに違いないと思った。そして、自分を大切にしてくれるエドワードなら間違いを認めて謝ればきっと許してもらえ仲直り出来ると信じていた。
そんななか学園から帰ろうとするステファニーを呼びとめる人がいた。ブラッドリーだ。
「ステフ、ちょっといいかな。」
久しぶりにブラッドリーと話かけられステファニーは、少し驚いた。
「ブラッド、どうしたの?」
「本当にステフは、エドワード様と仲良くしているの?」
「突然、何を言い出すの?ブラッドには関係ない話でしょ。」
「関係ある。ステフは、僕の大切な友達なんだから。」
「今さらなに?エドワード様には仲良くして頂いているわ。何か問題あるかしら。」
「エドワード様に関して良くない噂を聞いたんだ。だから、ステフが心配なんだ。」
「私は大丈夫よ。だからもう構わないで。」
「ステフ、待って。」
ステファニーは、ブラッドリーの言葉を無視し馬車へと急いだ。
(今さら、何?エドワード様に変な噂なんて。そんなことあるわけないじゃない。)
次の日、ブラッドリーにまた呼びとめられたが、ステファニーは、今度は立ち止まる事は無かった。今のステファニーにとってエドワードは、心のよりどころであり、自分を分かってくれる大切な人だった。そんなエドワードの事を悪く言われるのがステファニーは耐えられなかった。
その日も下校時、エドワードを探して歩いていると、前からクラスメイトが歩いてくるのが見えとっさに影に隠れてしまった。すると、クラスメイト達は、近くの椅子に座ると何やら話し出した。
「そういえば、最近ステファニー様と仲良くしてないじゃありません?」
「あ…。それは、もういいんですの。」
「どういうことですの?」
「ステファニー様ってあんまり自分の意見言わないから楽だったし、勝手になんか手伝ってくださるし、何かと都合が良かったんですの。」
「わかります。何かいろいろ手伝うの好きですわよね。」
「でも、いつもにこにこしていて気持ち悪いって言うか、何考えているか分からないっていうか。そういうところ気持ち悪くて。なんか一緒にいるの嫌になっちゃったんですの。こっちから何かしなくても、気がついたら自然に離れてくれたからラッキーでしたわ。」
そういうと、クラスメイト達はひどーいと言って笑っていた。




