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初めての小説で、誤字、脱字、設定が強引などあるかもしれませんが、温かい目で見てもらえると嬉しいです。

「どうして目を隠さないといけないの」

「それはね、ステファニー。あなたの瞳が黒く輝いているからよ」


 物心ついたときには、ステファニーは前髪を伸ばし、おろした前髪で瞳を隠すように生活していた。

(まわりが前髪をあげ瞳をみせているのに、どうして私は駄目なの?)

 そんな疑問を母マリアンヌに訪ねると、母は、私を強く抱き締めた。そして、悲しげな笑みを浮かべながら母はこう答えたのだった。


そして、母は私に瞳の話をしてくれた。

この世の瞳の色は、大きく分けて赤・黄・青の三種類に分けられる。そして、瞳の色は親から受け継ぐのではなくその人の魂、つまり心の色を表す。

 赤色は、エネルギッシュでパワフルと情熱的な心をもつと言われ、黄色は、周りを明るくする天真爛漫な心をもつと言われる。そして、青色は、冷静沈着だか、誰よりも優しい心をもつとされている。

 瞳の色は、生まれてからほとんどの場合変わることはない。それは、成長する上で性格が多少変化したとしても、根本的な心の色は変わらないからだ。

 しかし、瞳の色が変わる場合がただひとつだけある。それは、心が闇に飲まれた時だ。心が、闇に飲まれた時、瞳は黒く染まるとされている。

 私の瞳の色、その意味嫌われる黒色だ。


 母からこの話を聞いた時、こどもながらに実は納得した。

 それは、私の心には闇というか、世の中に対する失望という感情がうずまいているからだ。

 だからきっと、私の瞳は黒なのだろう。

心の色に対するイメージは、私が想像する部分が多いので、一般的なイメージとは違うかもしれません。すみません。

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