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元勇者の復讐劇  作者: 麗月
第1章:迷宮作成準備編
5/48

5話:フィルと宣戦布告?

キャラクター紹介:


名前:暁蓮(あかつき れん)

年齢:18歳

性別:男

種族:人間

職業:ダンジョンクリエイター Lv153←ダンジョンから帰って来た後なので

スキル:ダンジョン作成・ダンジョン内整備作成・ダンジョン内設備移築・ダンジョン内監視・ダンジョンないモンスター召喚・心眼・マスターウエポン剣・闘気・魅了・快楽・モンスターテイム・大賢者の加護・不死鳥の加護・千里眼・魔法(火・水・風・雷・光・創造)・スキル看破


※スキル紹介


スキル看破:対象の適性値の高いスキルを知ることが出来る。


創造魔法:思い通りの武具を作る事が出来る魔法。作る武具により膨大な魔力を使用する。蓮でも、1日に2回か3回しか使えない。ちなみに、優秀な一流魔術師でも、1回使えるかどうかである。


修正:


・4話:報酬の金額

報酬の金額を1357万ルビが、少なすぎると御指摘頂いたので、しばし考えた後に報酬額を変更します。


多分5千万程度になると思われます。


詳しい額が、決まるまで修正は、しない予定ですが、次話の時には、しようかと思います。


・2話:フィルのステータス


Lvの表記が抜けていたので、書き直しておきます。

 一括で報酬を手に入れる事が出来なかった蓮は、とりあえずと、報酬の一部である1000万ルビ(白金貨8枚と金貨200枚)を貰って残りは、1週間後と約束し、奴隷商会に向かった。そして、前回は、スカスカであった店内であったが、今日に限っては、人がいっぱいいた。そして、あるものを見つけてしまった蓮に忌まわしき思い出が、脳裏によぎった。


 そこには、白が基調のいかにも豪華と言わんばかりの馬車であり、馬車の側面に描いてあった国旗は、紛れもない蓮を地球に強制的に帰還させた王国、エスティアの物であった。


―エスティア。それこそ蓮の復讐の対象である国である。メギド内における巨大3大国家のトップと言える国家である。今いるマリードは、ジュトーと言う2番目にでかい国家に位置している。ちなみに、3番目にでかい国家は、ノーザン。少し話がそれってしまったが、今目の前にある馬車は、紛れもなくエスティア国家の物である。エスティアは、魔王が復活するたびに、召喚魔法を用いて勇者を召喚していた。魔王が倒された後は、勇者の力量で国家に忠誠を誓わせるか、もしくは、蓮みたいに強制送還して存在をもみ消していた。


 そんなエスティアの馬車がこのノーザンに何故あるのか。理由は、店の中を見た蓮には、すぐに分かった。


「何故、余には、そのエルフを売れぬと申すか?余は、エスティアの貴族、モルガンだぞ。さっさとそのエルフの奴隷を売らぬか。」


 モルガンと名乗った貴族は、見た目からして『残念な貴族』と言うのにふさわしかった。ぷっくりと出たお腹、指輪等の装飾品の数々、そして、少し残念な顔。どこからどう見ても残念な貴族である。そして、蓮は、このモルガンを知っている。


「此方のエルフの奴隷は、本日御購入の御予約が御座いますので、いくら貴族様と申されましても、お売りすることは、出来ません。」


「そのような平民の事など余の知ったところではないわ。はよおそのエルフを売れ!」


「その平民が、俺だとしても、同じことが言えるのか?」


「うるさい、平民風情が、余のような・・・こ・・う・・・」


 モルガンは、顔が青ざめていた。


「久しぶりだな。モルガン。元気にしていたか?」


「な、何故お主がここにいる?」


「何故って、そりゃー、決まってるでしょ?と言うか、お前迷惑だから、帰れ。あ、でも部下もろとも頭と胴体が離れても良いなら、残ってても良いぞ?」


「ふざけるなああああああ、覚えておれ」


 そう悪態をつきながら、モルガンは、馬車に乗り村を後にした。


(まずいな。これで、俺がこの世界にいる事がエスティアの国王の耳に入ってしまう。予定を変更してすぐにでもダンジョンを作らないと。でも、それ以前にあと2つは、どうしてもやっておかなくては・・・。)


「あぁ、すまない。雰囲気を悪くしたな。ところで、フィルを買いたいんだが良いだろうか?」


 そう言った蓮は、店主に白金貨を1枚と金貨を10枚ほど渡した。店主は、首をかしげていた。100万ルビの値段のフィルは、白金貨1枚で買える。なのに、何故金貨10枚も余計に出してるのか?店主がそう疑問に思ったのを察したのであろう蓮が、


「迷惑をかけてしまったから、迷惑料と思って受けと手貰えると嬉しい。」


「なるほど。お気遣いありがとうございます。」


「んじゃ、契約を済ませたいのだが、構わないか?」


「はい。どうぞ。」


 そう言って、蓮は、人差し指の先をナイフで少し切り血をフィルに飲ませた。


「今日から、よろしく頼むな。」


「はい。」


「んじゃ、ちょっと用事があるからついてきて」


「えっと、あ、その、はい」


 契約を終えた蓮は、フィルを連れて町の外に向かった。


「さて、お互い自己紹介をしようか。俺の名前は、暁蓮。暁でも蓮でも好きな方で呼んでくれ。」


「わかりました蓮様。私は、フィル・リ・ベリルクと申します。フィルとお呼びください。」


「じゃあ、早速だがフィル。明日、魔界に向かう。」


「はい!?」


「明日魔界に向かって明後日には、ここに帰ってくる予定だ。そして、鍛冶が出来そうな奴隷を帰ってきてから探す予定だ。そして、全員の装備を整えたら、今度は、エスティアに向かう。予定として、むこうに向かうのは1週間以内だ。」


「何か事情があるみたいですね。私は、蓮様にどこまででもついて行きます。だから、見捨てないで下さいね?」


「あぁ、もちろんだ。さて、最後に気になる事を聞きたいのだがいいか?」


「なんとなく何を聞かれるのかわかりますが、一応聞いてもらって大丈夫です。」


「何故、君の瞳は、負の感情で満ち溢れているのだ?」


「・・・多分ですが、私がこの大陸で最後のエルフ族だからです。」

最後まで読んで頂きありがとうございます。


フィルを買った蓮ですが、どうやらやることは、いっぱいあるようですね!


次回は、フィルの瞳の理由と、魔界に関することが少しでも書けたらなと思います。



※多数のお気に入り・評価・感想ありがとうございます。気が付けば、とんでもない量に増えててびっくりです!読んでくれる皆様に感謝の言葉が尽きません。


※感想には、出来る限り返事をします。誤字の発見や文章のおかしな部分、アイデア、雑感等々、お好きなようにお書きください。誤字は、即修正いたします。文章のおかしな部分も同様に出来るだけわかりやすく修正いたします。アイデアに関しては、極力反映して行こうかと思います。



※この小説のタイトルを募集してます。そろそろしっかりとしたタイトルつけたい!

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