第6話
どうも、神夜晶です
今回は・・・少しだけシリアルと過去編です
1回だけ中二な技も出ます(笑)
でわ、どうぞ~(短いかも)
命は輝夜と永琳に過去の事を話し出した
~回想~
「月の使者が来たぞー!」
誰かが叫んだ
それを聞いた場に居る全ての者が月の方角を見た
月の方角からは空を飛ぶ船らしき物体が迫って来た
そして輝夜姫が住まう庭に船は降り立った
「姫様!」
船の中からは赤と青が特徴の服を来た女性が降りて来た
姫と呼ばれた輝夜姫は永琳が来た事に嬉しく思った
「永琳、来てくれたのね」
「えぇ、姫様は私の大事な人ですから」
「ふふ、有り難う」
ちょん!ちょん!
永琳の肩を誰かが叩いた
咄嗟に振り向いた永琳
其処に居たのは……
「久しぶり、永琳お姉ちゃん」
「命!? 生きてたの……?」
「うん、だって不老不死だし」
「そうだったわね
それにしても、良かった……」
ギュッ!と永琳は命に抱き着いた
命は赤面をしながらも抱き返した
その様子を見てニヤニヤしている輝夜だった
「んっん!何時までイチャイチャしてる気?」
「「はっ!?」」
「全く、イチャイチャするなら後でしなさいよ」
「イチャイチャ何てしてませんよ
これは久しぶりの再会のハグです」
「そ、そうだよ!」
「はいはい、惚気は良いから
取り敢えず……」
輝夜は月の使者の方を見た
月の使者は丁寧に待ってくれていた
「さぁ、月へ戻りましょう」
「嫌よ……
もう、あんな牢獄みたいな所へ行きたくないわ!」
「では、我々と一緒に来ないと?」
「その通りよ!」
「それでは、永琳様?
姫を無理やりでも良いので連れて来て下さい」
「……」
「永琳様?」
ドシュッ!ドシュッ!
永琳は物凄い速さで月人に弓を射った
そして射られた月人は絶命した
「貴方も反旗を覆すというのか!?」
「悪いけど、私は姫の味方よ!」
「では、無理やりにでも連れてかせてもらう
皆の者、やれ!」
其処からは激しい攻防になった
ある者は死に、ある者は重傷と悲しい戦いだった
そんな時だった
一人の月人が永琳に狙いを定めてレーザー銃を撃った
ズドン!永琳の腹に穴が開いた
それを見た、命は……
「永琳お姉ちゃん!」
「命……」
撃たれた所為なのか
意識が朦朧としている永琳だった
「良くも……良くも永琳お姉ちゃんを!
う、う、うわあああああああ!」
カッ!バサッ!
神力を解放して命は羽を出した
命の瞳からは黒い涙が流れていた
「み、命!?」
その姿を見た輝夜が驚いて叫んだ
しかし命の耳には届いては居なかった
「貴様等……楽に死ねると思うなよ!!!」
「な、何だ!?」
「何故、あの者に羽が!」
「ハァァァァ!」
ドガァ!
命は月人が乗っている船を宇宙まで蹴り飛ばした
船に乗って居ない月人は剣で瞬く間に殺していった
そして死体を髪で拾い上げて宇宙へと飛んでいった
「……」
宇宙空間に飛ばされた船は停止していた
乗っていた月人達は何が何だか分からない状況になっていた
それを見た命は……
「母星と共に死ぬが良い……」
髪で持ち上げてた死体を船に投げた
そして命は船が月に重なる様に自分が動いた
命は手を前に出して呟いた
「『ゼロ・エンド・エタニティ』」
キィィィィン!
命の目の前には星よりも大きい剣が12本出て来て
持ち手が中心に来る様に高速回転し始めた
命は回ってる剣の中心に位置していた
そして命は剣の中心に虚空に拳で突きを出した
それに答えるかの様に剣は速度を速めていった
剣の中心が黒く光り出した
そして……
「愚かな者共……消え失せろぉぉぉぉ!!」
カッ!
ズガァァァァァァァァァン!!!
黒い巨大な光線が宇宙壮大に揺らしながら発射された
目の前に居た月人達は跡形も無く消えた
そして巨大な黒い光線が月に当たった
黒い光線が当たった月は光線の大きさだけが抉られていた
そして数秒後……
カッ!ズドォォォォォン!
月は宇宙を揺らしながら爆発を起した
「……」
数秒後、爆発による煙が晴れた
其処には月という星は存在せず宇宙空間だけがあった
「死んで反省して来るが良い……」
そう言い命は悲しみの表情で黒い涙を流しながら月があった場所を後にした
~回想終了~
「「え?」」
「どうした?
可笑しい所があったか?」
「可笑しいも何も全部可笑しいじゃない!」
「命は最強と聞いてたけど
此処までとはね……
もしかして月に居る人達は全部死んだの……?」
「いや、今頃は生き返ってるだろう
一度消して再生をする様に術式を組み込んだからな」
「そう、それなら良かったわ……」
「私としては消してくれても良かったんだけどね」
「輝夜?」
「うっ……分かってるわよ」
「つまり、そういう事だ
あの後、永琳が傷付けられて我が切れて
一回消し飛ばしたという訳だ」
「ふ~ん……」
「それで……
後ろの者達よ、何時まで盗み聞きしてるつもりだ」
『っ!?』
「「え?」」
「我が過去を話した時から後ろに居たのだ」
『バレてた……』
「紫、この者達と戦う必要は無い
この幻想郷について教えてやってほしい」
「はいはい、了解よ
それじゃ、取り敢えず自己紹介しとくわ
私の名前は八雲紫
妖怪の賢者なんて呼ばれてるわ」
「私は八意永琳よ」
「私の名前は蓬莱山輝夜よ」
「そう、それじゃ先ずは……
この幻想郷は博麗大結界というので覆われてるから
貴方達がしてる行為は無駄よ」
「そうなの?」
「えぇ、だから月を元に戻しなさい」
「分かったわ」
「次に……」
そんなこんなで紫は色々と説明していった
そして夜が明けて全員の居る部屋に
綺麗な夜明けの光が差し込んだ
如何でしたか・・・^^;?
まぁ、設定とかは気にしないで下さい
因みにゼロ・エンド・エタニティは
ディス○イア4のバールの技を参照下さい
でわ、また次回に><