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偶然と必然。

第四部です!楽しく読んでくださればうれしいです!!


「寂しい。寂しいよ……」

ここはどこだ?

「お兄ちゃん、お母さん、お父さんっ……」

少女が泣いている。顔が見えない。

少女はカールしたロングヘアーで、リボンを頭につけている。

服はフリルがたくさんついた、ドレスのような服。

少女は一瞬だまり、僕の方に顔を向けようとした時―――


「誰!?」

僕はがばっと勢いよく起き上がった。寝ていたのか。

『どうしたの?』

辺りを見回す。

コンクリートでできた壁。パソコンがあって、ソファーもある。

やっぱりここは、パラレルワールド……。

それにしても、さっきの夢はなんだったんだ?

今までの人生の中で、あんな子見たこともない。

まあ、夢だし考えてもしょうがないんだろうが。

零も仁も蒼衣もまだ寝ている。時計を見ると、深夜3時を指していた。

僕はふと思った。雨宮さんがいない。

二階に上がってみたがやっぱりいない。

まさか……外?

「さすがにまずいだろ」

『探そうか』

外は危ない。そのことは昨日で思い知らされた。戦うとしても、あの少女も正真正銘の女子なんだ。

僕は急いで外へ飛び出した。

すると、すぐそこに雨宮さんがいた。夜空を見ている。

「雨宮さん、心配したよ。」

『まったく。自由な御嬢さんだなあ』

僕はため息をついて雨宮さんに近づく。

「いいじゃない。結構空綺麗よ?」

『一緒に見ましょ?』

分身まで。人の気も知らないでよく言う。せっかく心配してたのに。

僕はまたため息をついた。

「ねえ、臣君はパラレルワールドと現実の世界どっちがいい?」

「僕は、現実の方がいい。ここで殺されて死ぬよりもマシだから」

それを聞いて雨宮さんは目を細めた。

「私は、ここがいい。現実の世界なんてくだらないもの」

そう言ってビルに戻っていった。

朝になってみんなが起きてきた。

「そう言えばここってなにも食べ物ないの?」

雨宮さんが仁に質問する。

「ないよ。なぜかここにいるとお腹が減らないんだ。」

そういえば、さっきから全然お腹が減らない。

「なあ、知ってる情報だけでいい。ここのことを教えてくれないか?」

僕は三人に問いかけた。

僕らはここのことをあまりにも知らなさすぎる気がする。

「ここは、とにかく不思議な世界なんだ。さっきも言ったように腹も減らないし、それになぜか戦うときには異様な力が出る。それだけしか知らない」

零が僕に向かって話す。

「そうか……。まだ、それしか知らないのか」

僕はこれだけの情報でどうやってここにいればいいのかわからない。

「それと疑問が二つ。ここを管理してる管理者が誰なのか」

人差し指を上げて仁が言う。

「どうやってあの化物が作られるのか」

蒼衣がゲームをしながら言う。

「皆はいつからここに?」

「君たちの一週間前かな」

仁はにっこり笑って言う。

僕はふと思った。分身は何も知らないのか?管理者のことは知っているみたいだけど。

「なあ、ここのことについて教えてよ」

『僕はこの世界を制御していくことと、管理者の顔と名前しか知らない』

「じゃあ、管理者の名前くらい教えてよ」

『無理。話すなっていう契約だもの。僕もなんでかわからないけど』

「そもそも、なんであたしたちなんだろうね。他にも人なんていっぱいいるのに」

蒼衣がゲームから顔をあげて言った。

「もう、決められてたとか?」

零が手を眉間に持っていって考えている。

「じゃあ、僕達は出会う運命だった……?」

もしそうだとしたら、こうやって集まっているのも偶然じゃなくて必然なのか?


そうだよ。


「!?」

どこからか分からないが声が聞こえた。

その声はまるで――……。

小さいころの僕の声のようだった。



忘れちゃったの?

何を忘れてるのか。

じゃあさ――……。

今回の話は結構時間をかけました(*^。^*)

文字数はそこまで長くはないんですけど、

いろいろ構成がありまして(笑)

では、次回で会えることを祈って!

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