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プロローグ
いつの間にか、みんなとはちぐはぐだった。
みんなは“女らしく”出来てたのに。
みんなは“男らしく”出来てたのに。
みんなと同じ道を歩んでたはずなのにいつの間にかみんなとはちぐはぐになってた。
僕はどこからみんなと違う道を歩み始めたのだろう。
自分の名前が嫌いになった。
ピンクが嫌いになった。
お人形遊びが嫌いになった。
スカートが嫌いになった。
なんで、なんでなんで。
自分の体なのにまるで、誰かが勝手に僕を操っているみたい。
そんな時、僕はまるで僕の理想みたいな人と出会った。
だけど、その人もちぐはぐで________。
僕は君でいたい物語。
君は僕でいたい物語。
そんな世界に1つだけの2人の物語。




