前回までのあらすじ③
ラン
「様々な世界を渡り歩く風来坊一行、俺達が次に降り立ったのは、半漁人達が済む海底都市の中だった。しかしやって来てそうそう俺達は赤服の罠にはまり、別空間に飛ばされてしまった!!」
幸助
「あの時は本当に焦ったよな~……ランも南ちゃんもやられたかとも思ったし……」
南
「でもそこで、僕達は赤服の兵器獣からその世界を守っている『ヒデキ フジヤマ』さんに出会って」
ユリ
「私達はその世界で医者をしていたアキさん達に出会ったのよね」
ラン
「揃って話に割って入るな。解説が途切れるだろ。
え~っと……そうして出会ったフジヤマと話をしている内に、俺達はフジヤマが兵器獣であること、俺達がいる場所が赤服の侵略基地であることを知った。
俺達は赤服による世界侵略を防ぐために手を組み、刺客達を倒して見事魚人の世界を守って見せたのでした」
ユリ
「その道中で私達は赤服の正体が、『星間帝国』という宇宙に君臨する巨大国家であることが分かったのよね」
幸助
「ユリちゃん、その名前を聞いて驚いていたようだったけど、何か知ってるの?」
ユリ
「う~ん、話せば長くなるから、それは向こうの世界で連絡した人に合流してからってことにして」
ラン
「そうだ。俺達はフジヤマとその婚約者『アキ ヨシザカ』が、異世界間の旅が出来るようにある忍者との待ち合わせをしてこの世界にやって来た。
やって来たはずなんだが……まさかここでいきなり問題発生だなんてな
何があったのか、ここから始まる『第4章』を読んで確認してくれ」




