前回までのあらすじ②
ラン
「さてさて異世界を回る風来坊。続いてやって来たのは魔法少女の世界。清楚系や双子の魔法少女と交流を受ける中、戦闘中に現れたのは微妙に中二臭い格好をした魔法少女フーと出会った」
南
「えぇ!? そんな風に思ってたの?」
幸助
「まあ文字通りとげとげはしていたよな」
ラン
「なんで乱入者の数が増えてるんだ! あらすじがそれるから黙ってろ!!
……話を戻して、赤服に追い詰められて正体をばらしたフーこと『夕空 南』の話によって魔法少女が赤服に利用されていることを知った俺達は、一度罠にはまってピンチになりながらも、持ち前の天才的頭脳でピンチを脱出し、天狗になっていた赤服の鼻を見事へし折り、悪事を止めることに成功したのでしたぁ!!
しかしその一件で家を失った南は、どういう訳かかなりずれた考え方にいたってしまい、俺の仲間であるユリの冗談を真に受け、挙げ句知られた秘密を盾に脅しをかけてきた。その脅しに泣く泣く屈した俺は南を旅の仲間に入れることを許してしまうのでした……」
南
「お、脅し……」
幸助
「ああ、コイツ話を脚色して口にするから気にしなくていいよ。後でユリちゃんに言ってしごいて貰うから」
ラン
「というわけで新たな仲間を引き連れて入る第三章、どうぞ!!」




